みどりの少年団事業として、

千曲小学校4年生が

先月30日(火)に、

針葉樹「トウヒ」の植樹を行いました。

 

「みどりの少年団」は、

小中学校の児童生徒を対象に

構成される全国組織です。

緑化行事への参加などの奉仕活動、

森林をフィールドワークとした

レクリエーション活動などを通して

子どもたちがふるさとを愛し心豊かな人間に

育っていくことを目的にしています。

 

千曲小学校は、

平成20年度に市内で初めて

みどりの少年団を結成。

毎年4年生が団員として

森林活動を行っています。

 

今年度初めての活動になったこの日。

子どもたちは、初めに

佐久地域振興局林務課の

普及指導委員を講師に

木の植え方などについての

説明を受けました。

 

その後、市の公有地である

塩野の古牧財産区有地に移動し

植樹活動へ。

針葉樹の「トウヒ」およそ100本を、

1人10本ずつ

丁寧に植樹していきました。

 

児童

「植えるのが結構難しかったけど、

だんだん植えたら簡単になって

楽しくなってきました。

想像しながら木を植えるのが

楽しかったと思います。」

 

児童

「植える作業がどのくらいの深さで

良いのかわからなくてちょっと困っていた。

掘る作業が大変だったけど、

やっているうちにだんだん慣れてきて、

最後には簡単だと思った。 」

 

農林課渡辺さん

「きょうはあいにくの天気に

なってしまいましたけれども、

子どもたちが生き生きと

木を植えていただく姿を見て、

大変うれしく思っております。

子どもたちには、こういった木が植える、

切る、そして使うという体験を

していただくことによって、

木の循環、自分たちの生活に

欠かせない木材というのは、

こうやって作られていくんだ

っていうことを

勉強していただければ

という風に思っております。」

 

森林の恵みを肌で学んだ子どもたち。

今回植樹した木が大きく成長するのは、

約60年後だということです。