明治から昭和にかけて蚕糸業で栄えた

小諸の歴史と文化を広め、

地域の賑わいづくりにつなげようと

活動を行っている

「NPO法人糸のまち・こもろプロジェクト」から

先週17日(水)

能登半島地震支援金が

小諸市に届けられました。

 

この日は、

「NPO法人糸のまち・こもろプロジェクト」

代表の清水寛美さんと

事務局長の柳沢浩一さんが市役所を訪れ、

市長に義援金の目録を手渡しました。

 

「糸のまち・こもろプロジェクト」では、

明治から昭和にかけて、

蚕糸業で栄えた小諸の歴史を

知ってもらおうと

市内の蚕糸業ゆかりの地を舞台に歴史を学ぶ

「移動企画シリーズ」を行っています。

 

先月には、第9弾のシリーズとして、

東京の渋沢栄一史料館を訪ねるツアーを企画。

市内外から50人が参加しました。

ツアーの募集期間中に

能登半島地震が発生したことから

参加者の了承を得て、

参加費の一部を被災地支援の

義援金に充てることを決定。

 

参加者とプロジェクトとの連名で

総額5万円が復興支援の義援金として

寄付されました。

 

小諸市は贈呈を受けた義援金を

市民からの義援金と共に

石川県に送金するとしています。

 

「企画を始めましたときは

まさかこういうことがあるとは

思いもしませんでした。

チラシを配りまして、

申し込みを募ります時に、

災害が起こりまして

とても緊張いたしました。

みなさんに募って了解をいただき

きょうお届けすることができました。

ありがとうございます。

本当に大変なことで

復興に少しでも

お役立ていただけると

とてもいいかなと思って。

早い復興を祈っております。」