小諸看護専門学校の入学式が

6日(土)に行われ、

看護の道を志す学生たちが、

夢への一歩を踏み出しました。

 

今年度、小諸看護専門学校には

27人の学生が入学。

 

一人ずつ名前が読み上げられると、

新入生たちは皆、看護師を志す決意を胸に、

表情を引き締めていました。

 

小諸看護専門学校は、

小諸北佐久医師会が運営する

3年制の看護学校で、

看護師国家試験の高い合格率を誇り、

毎年数多くの看護師を輩出。

先月卒業した第19期生の多くが、

この春から、

県内外の病院で活躍しています。

 

この日、

あいさつに立った

坂口宇多彦学校長は、

新入生らに次のように話し激励しました。

 

「皆さんが本日踏み出した看護の世界には、

その過酷さ故に苦しみもがく時期を

迎えることがあるかもしれません。

命の大切さを知れば知るほど、

厳しい現実と向き合うことも増えていきます。

ですが、その先に待っているのが自身の成長です。

医療や看護に携わる者としてより

成長したいと思う人には、

その苦しみも必ず大きな糧となります。

どんなときでも目を背けることなく、

堂々と前を向いていられる

看護のプロを目指してください。」

 

続いて上級生代表として

3年生の森晴えさんが挨拶に立ち、

「看護の喜びは患者さんから学ぶことができる。

心細いときは仲間と励まし合っていこう」などと

新入生たちに伝えました。

 

式の最後には、

新入生を代表して内山凛音さんが、

これからの学びに対する

意気込みや思いを語りました。

 

希望を胸に、看護の道へとスタートを切った新入生たち。

これから3年間、勉学に励みます。

 

新入生

「私は元々人と関わることが好きで、

たくさんの人と関われる

看護師という仕事に興味を持って、

そこから看護についていろいろ調べていくうちに

私にとても合っているなと思い、

看護の道を進みたいと考えています。

看護の勉強は大変なことも

とても多いと思いますが、

最後まで私らしく

頑張っていきたいと思っています。」

 

「私の家族の周りに看護師をしている人が多くて、

その影響で私もやり甲斐のある仕事をしたいと思って、

看護の道を選びました。

本当にわからないことだらけで

すごく不安なんですけど、

周りの仲間と助け合いながら

頑張っていきたいです。」

 

「私は人を助ける仕事に興味があって、

看護師という仕事を調べていくうちに

看護師がいいなあと思うようになって、

看護師を選びました。

勉強や実習など大変なことが

たくさんあると思いますが、

周りの皆さんと一緒に

頑張っていきたいです。」