『小諸市地産地消推進協力店　認定式（24.3.11）」

2024年3月22日 2024年3月22日

小諸市地産地消推進協力店の認定式が、

11日（月）に小諸市役所で開かれ、

新たに3店舗が認定を受けました。

小諸市では平成22年12月から

地元産品の生産・消費の拡大、

また地域の農業について

知る機会を増やしていこうと、

小諸市地産地消推進協力店認定制度を

設けています。

この制度は小諸の農産物などを

積極的に使用し、

消費者へ広くアピールしている事業者を

地産地消推進協力店として認定するものです。

今回新たに認定を受けたのは、

「こもろっこファーム＆ワイナリー」、

「スタラス小諸」、

「エキューブこもろ」の3店です。

式には、

株式会社グレーベから、

「こもろっこファーム＆ワイナリー」

代表として小船睦巳取締役、

「スタラス小諸」代表として泉梨乃料理長が参加。

そして、「エキューブこもろ」から

オーナーの鷹野義昭さんが参加しました。

認定店代表の3人には、

小泉市長と

小諸市地産地消推進協議会の

中村正明会長から

認定書と認定プレートが

授与されました。

スタラス小諸は

「飯綱山公園官民連携魅力向上事業」により、

ワイナリー・ショップ棟・レストラン棟を

併設した施設として

去年3月飯綱山公園に誕生。

菱平や糠地など市内およそ6.5ヘクタールで

「こもろっこファーム＆ワイナリー」を運営し、

ワイン用ブドウの栽培・醸造を行っています。

併設された3つのレストランでは、

地元食材と抜群の眺望を満喫することができます。

小船さん

「僕たちのぶどうは

まだ樹齢が若いぶどうたちなんですけども、

やはりワインになったときに

その情景が思い浮かべられるように、

一つ一つ大切に

日々見守りつつ必要なことを

僕たちは手助けとして

ぶどうの木に

アプローチしてあげるというような、

そういうことをしていますね。

すでに小諸市はワイン産業としては

盛り上がっていっているとは思うんですけれども、

やはりその中でも

まだ気づいていないというか

まだ手に届いていないっていう方も

いらっしゃると思うので、

できるだけ幅広く

この小諸のワインを知っていただけるための

一つのツールとして僕たちのワインが。

それを地元で

皆さん帰られて飲んだときに

何かこう「小諸って改めていい場所だな」

と思ってもらえるように

本当に微力ではあるんですけれども

その一端を担えるような

ワイナリーにしていきたいと思っています。」

泉さん

「畑で採れたものっていうのは

四季折々変わっていくものだと思いますので、

旬の一番いいものを

お客様により良いもので

全く違った形で提供できるもの

っていうのを日々考えながら

変えながら提供していくっていうのを

モットーに頑張っておりますね。

地域の畑の方や、

結構いらっしゃるのが多いのが、

ママさん世代…

女性客のご利用も多いですし、

公園もございますので

ご家族のご利用や

ワンちゃん連れのお客様が

すごく多い印象ですね。

人と土と、

いろんなものとの距離が近いっていうのが

すごいこの土地の魅力だなあと思っておりまして、

その距離の近さっていうのを

私たちレストランとしても

お客様との距離が近い

すごい憩いの場としての営業が

できていければなあと

いつも思っております。」

小諸駅の駅舎内に

去年6月にオープンした、

地元産のワインや地酒、

おつまみを味わえる飲食店

「エキューブこもろ」。

駅中と駅外をつなぐ開放的な窓からは、

ホームに発着する電車を間近に見ることができ、

旅情気分で地元の味を楽しめるお店です。

小諸に訪れた人たちにとって、小諸の食文化の魅力に気付く

玄関口になることが期待されています。

鷹野社長

「最近鉄道ファンの方が

結構来るようになっているんですよ。

小諸駅は今しなの鉄道の中で

一番古い駅になったんですね。

築72年のあの駅を皆さん来ると

「非常に情緒感がある」

ということで喜んでいただいています。

「いろんな種類の小諸のワインが飲める」

とすごく喜んでくれるんですよ。

やっぱりそれぞれのワイナリーさんによって

味も違いますし、

もっと言ったら

季節によっても

ちょっと変わったものが出てきますし、

ですからうちとしても

また来られた方が

同じワインではなくて

また違う小諸のワインを味わってもらう、

そういうふうに

ちょっとローテーションをしながら

お出しするようにしています。

中には

「このワイン飲んだけど

ワイナリーさんはどこにあるの？」

って聞かれることがよくあるんですね。

そうしたときに

ワイナリーさんをしっかり紹介して、

行ってもらって味わうのと

またそれは格別なものがあると思いますので。

小諸の駅から〝食の案内所〟として

小諸の町のなかに

どんどん「美味しいお店があるよ」

っていうようなご紹介が

できればなあというふうに思っています。」

今回新たに3つの店舗が認定され、

小諸市地産地消推進協力店・事業所の数は

全部で64となりました。