県民の生命と財産を守るため昼夜を問わず

消防活動に励む消防職員を表彰する

「第26回長野県民の消防員表彰」で、

佐久広域連合消防本部小諸消防署警防係長の

篠原浩一郎消防司令補が

表彰を受けました。

これを受け、14日(木)には篠原さんが

市長を表敬訪問しました。

 

この日、市役所を訪れた

小諸消防署警防係長の

篠原浩一郎消防司令補は、

小泉市長らに「長野県民の消防員表彰」受賞を

報告しました。

 

長野県民の消防員表彰は、

県民の生命と財産を守るため昼夜を問わず

献身的な努力を重ねている

消防職員を表彰するものです。

毎年県内から一人の消防職員が

選出され表彰されます。

 

篠原さんは、平成23年の東日本大震災や

平成26年の御嶽山噴火災害、

平成29年の県消防防災ヘリ墜落事故など

多くの過酷な災害救助現場で活躍。

令和元年東日本台風災害では

救助隊長として

陣頭指揮を執りながら

浸水現場で救出活動にあたりました。

 

去年4月からは小諸消防署に配備された

特別救助隊・隊長として

後進の指導育成にあたるとともに、

救助活動の最前線で活躍。

ことし1月の能登半島地震の被災地にも

緊急消防援助隊第1次隊の

隊長として出動しています。

 

栄誉ある表彰を受け、篠原さんは、

今後更に消防の責務を全うしたいと

気持ちを引き締めていました。

 

篠原さん

「正直自分がもらっていいのかな

という感じで戸惑いも

あるんですけれども、

やはりいただけたということで

光栄に思っています。

現場には必ず被災された方、

要救助者の方がいますので、

一刻も早くその場所から

救出してあげたいという思いを

一番強く思って活動はしています。

特別救助隊は

佐久広域消防に一隊しかない部隊ですので、

一番厳しい現場に行くと思います。

そういった現場で

しっかりと活動ができるように

常に日頃から特別救助隊としての

責務を自覚して

自己研鑽を含めて

隊のレベルアップを含め、

そういったことを

しっかりとやっていただければ

いいかなと思います。

表彰をいただいたことを糧にしまして、

消防の責務、

人命救助という責務がありますので、

そちらをしっかりと遂行できるように

しっかり鍛錬をして

準備をしていきたいと思っています。」