1月に行われた「全国少年少女選抜レスリング大会」で

坂の上小学校6年の井出 穏さんが

見事3位に輝きました。

また小諸商業高校の小林奎太教諭は

「2024シニアアジア選手権大会」に出場します。

選手たちは今月7日(木)、

市長を表敬訪問しました。

 

この日、市役所を訪れたのは

坂の上小学校6年の井出さんと

小諸商業高校教諭の小林奎太さんです。

出迎えた小泉市長らに大会での活躍の報告と

今後の意気込みを語りました。

 

井出さんが出場した

「第28回全国少年少女選抜レスリング大会」は

小学4年生から6年生の男女で

去年7月に行われた全国大会において

各階級ベスト8以上の選手が対象。

そのため全国から強豪選手が集まります。

今回、6年生 46キログラム級に

出場した井出さんは

持ち前の根性で見事3位に輝きました。

 

小学校2年生から

小諸キッズレスリングクラブに所属し

着々と力をつけてきた井出さん。

2028年に長野県で行われる

国民スポーツ大会も視野に入れ、

まずは中学生で全国チャンピオンを目指します。

 

井出穏さん

「メダルを獲れたのはうれしかったけど

目標の金メダルを獲れなかったので

悔しかったです。

5月にある全国中学生大会を金メダルを獲ったり、

あと11月の選抜で金メダルを獲ったり

一番はアンダー13、

来年あるアンダー13という

大会で優勝したいです。」

 

小諸商業高校教諭の小林奎太さんは

市内平原出身。

5歳から小諸キッズレスリングクラブで

レスリングを始め、

現在は、高校のレスリング部や

お世話になった

小諸キッズレスリングクラブで

指導を行っています。

 

一度は現役を引退したものの、

去年の鹿児島国体を機に

選手としての道を再び切り開いたといいます。

 

今回、小林さんが出場する

「2024シニアアジア選手権大会」は

来月11日から16日にかけて

キルギス共和国で行われるアジア大会。

去年12月に行われた

「全日本レスリング選手権大会」にて

グレコローマンスタイル130キログラム級で3位となり

日本代表選手として出場することになりました。

 

小林さん

「ずっと教えてきた3年生の子がいて

その子が最後国体に出るということで

自分も一緒に練習してきたので

一緒に国体に出て表彰台に登れたらな

という思いで国体に出たのですけど

そのような感じで

現役復帰決めさせていただきました。

今のトップ選手とやってみた感覚を

そういうものを知って

指導に生かせたらいいかなくらいで出て、

焦らないようにというのを

勝ち急がないように粘って

粘っていこうかなところを

こころがけでやったのが

良かったかなという風に思います。

どこまでできるかは

行ってみないと分からないのですけど

自分の最大限の力を出して

一つでも多く勝てたらな

という風に思っています。

レベルの高い大会を生で観られたり

選手でなければ入れない

アップ場の様子だったりとか、

海外でほかの選手の試合への

臨み方であったり

アジア選手権の後に

オリンピックのトライアウトを

控えている選手たちとともに

練習するので

オリンピック臨む選手の意気込みだったり

様子だったそういうものを

ちびっこの選手たちに伝えて

将来のオリンピック選手を

育てられるような指導者に

なっていけたらなと思っています。」

 

中学生になりさらなる高みを目指し

意気込む井出さん。

そして井出さんの良き指導者でもあり、

日本代表として大きな舞台に踏み出す小林さん。

小諸出身の2人の今後の活躍に

目が離せません。