小諸で映画のロケなどを行ったことのある

秋原北胤(あきはら・ほくいん)監督の最新作

「Me?Xavier!(ミ?ザビエル!)」が

3日(土)小諸市で上映されました。

 

「Me?Xavier!(ミ?ザビエル!)」は、

マツケンサンバ2の振り付けを担当した、

真島茂樹さんが初主演を務める

時代劇ミュージカルです。

キリスト教の布教活動のために訪れていた

フランシスコ・ザビエルと、

町の人々との交流を描いた物語。

真島さんを始め、

和泉元彌さんなどが出演しています。

 

映画は、秋原北胤監督の最新作。

秋原監督は過去に

島崎藤村原作の長編小説を映画化した「家」や

ヨシナカ伝説「義仲穴」などで

小諸でも映画を撮影したことがあります。

 

今回の映画は池袋や横浜などの

単館上映となったため、

長野の人にも見てもらいたいと、

映画にも出演している

軽井沢町在住の浅野美保さんが

監督に依頼。

小諸の市民有志が協力する形で

ステラホールでの上映が実現しました。

 

映画上映前には、秋原監督と、浅野さん、

それに同じく出演者で

上田市在住の雲井晴荷さんが

ステージに立ち、

映画の裏話などを話しました。

 

この日は市内外からおよそ100人が訪れ、

映画「ミ?ザビエル!」を楽しんでいました。

 

秋原監督

「過去2回ロケやったんですけども、

佐久のアムシネマで上映をやって

小諸での上映って

過去にはやっていないと思うので、

ついにできたという感じですね。

もともと小諸、ロケもそうなんですけど、

その前にうちの映画で

堀辰雄の原作の映画を撮っていて

そのころから興味があって、

その後ご縁があって来ることになって

という感じなので、

高浜虚子さんのお家だったりとか

小諸病院とか

いろいろな場所を使わせていただいて、

すごくやっぱり歴史のある街だな

という印象はすごくあります。

なかなか映画館がなくなっていく中、

東信にも一つなくなっちゃったんですけども、

やはり映画を楽しんでいただく、

こういうホールとかでまずやっていただいて

もっと大きな映画館でやりたいという、

小っちゃなところから

大きな波になればいいかなと

思ったりはしています。」