FM軽井沢にて放送している

小諸ワインを紹介する番組

「ヴァンドゥコモロ」の収録が、

1日(木)、みはらし交流館で行われました。

去年、50周年を迎えた小諸ワイン。

収録では、

この節目の年に次の50年に向けて、

マンズワインと契約栽培農家が

ワイン造りへの思いを語りました。

 

「ヴァンドゥコモロ」は、

小諸ワインの魅力や

生産者の思いを届ける番組として、

FM軽井沢で放送しています。

このラジオ収録に合わせ、

市の農林課が

ワイン生産者同士の交流会を企画しました。

 

この日は、マンズワインと

契約栽培農家による対談を収録。

去年小諸ワインが

50周年を迎えたことを踏まえ、

50年の振り返りと

今後の意気込みを語る回となりました。

 

ゲストは、

マンズワインの栽培醸造責任者である

西畑徹平さん他社員2人、

そしてその契約栽培農家である

大里加工ブドウ部会の5人です。

 

番組のパーソナリティーを務めているのは、

フードディレクターの川上ミホさんです。

川上さんがゲストにインタビューをする形で

各々の思いを引き出していきました。

 

まず行われたのは、

大里加工ブドウ部会による対談。

加工部会の5人は、

「小諸がワイン造りに適していない」と

言われていた頃から

現在の盛り上がりに至るまでの

苦労を振り返りつつ、

マンズワインへの

思いなどを語りました。

 

続いて、マンズワインの社員らは、

ワイン造りに懸けてきた

先人たちの思いと、

次の50年に向けて見据えている

未来像などについて

語りました。

 

また、収録の後には懇談会も開催。

ソラリスシリーズのワインと、

川上さんが作ったワインに合う鍋料理や

おつまみが用意され、

参加者は話に花を咲かせていました。

 

今回収録された「ヴァンドゥコモロ」は、

来月16日(土)の午後7時から1時間、

FM軽井沢で放送予定です。

 

西畑さん

「やはり、この50年作ってきていただいた皆様に

まず感謝したいっていうのと、

これから作る50年…100年に向けての思いとか、

こういうことをやっていきたい

っていうことを伝えたつもりです。

ワイナリーを作ることを受け入れてくれた

小諸市の皆さんにまず感謝ですし、

ぶどうを育て続けてくれている農家さんたちにも

すごく感謝ですね。

今あるぶどうが

何年まで生きるかわからないんですけれども、

この次の世代に渡って、

例えばおじいちゃんが植えたぶどうだよとか、

ひいおじいちゃんが植えたぶどうだよ

とかっていうことを

そのときにやっていらっしゃる方に伝えたいとか。

それでそのぶどうからできたワインが

世界で評価されるようなものだよ

っていうことを伝えられるようなワイン造りを

してきたいなというふうに思っています。」

 

髙地さん

「マンズワインさんが開設されて

50年という節目の年を迎えていまして、

これまでの大里加工部会の

契約栽培農家の皆さんと

マンズワインさんの歩みだとか、

次の50年に向けての意気込みだとか、

そういったお気持ちを聞きたいなあ

と思って開催させていただきました。

やっぱり産地小諸が

今全国的に認識され始めていまして、

小諸ワインが

「美味しいワインが採れるんだよ」

っていうところが

全国の皆さんに知っていただきたいですし、

これからもマンズワインさんが

地域を牽引する存在として

地元の生産者を含めて引っ張っていただいて、

ワイン産業でこの街が元気になる、

そんな取り組みをしていきたいと思っています。」