市内御影新田にある「御影陣屋」に残る古文書から、

江戸時代の暮らしについて考える勉強会が

1月24日(水)に行われました。

 

この日は御影区の天領の里・御影用水史料館を会場に

区民などおよそ15人が集まりました。

 

この勉強会は、御影の歴史を伝え継いでいこうと、

市民有志による「御影用水・陣屋応援隊」が

企画したものです。

 

元県職員で古文書を研究してきた

上田市在住の清水深さんをパネラーに招き、

「幕府と御影陣屋の情報を読み解く古文書勉強会」

と題して行われました。

 

清水さんは

10年前に県職員として佐久地方事務所に勤務し、

知り合いの勧めで御影用水史料館を訪れ、

古文書に興味を持ちます。

その後独学で崩し字を学び、

古文書が読み解けるようになりました。

 

今回初めて講師として招かれた清水さん。

御影用水史料館の古文書に書かれている言葉を

ひとつひとつ解読しながら、

幕末から明治にかけての御影陣屋と

幕府とのやり取りを読み解いていきました。

 

参加した人たちは、

古文書に書かれていることを理解するために

熱心に耳を傾けている様子でした。

 

企画した「御影用水・陣屋応援隊」は、

今後も様々な方法で

御影の歴史を守り伝える活動に取り組むとしています。