千曲小学校では

PTA本部役員が主体となり

能登半島地震の被災地支援として

資源回収による慈善活動を行っています。

6年生の児童も

積極的に活動に取り組んでいます。

 

1月31日の5時間目。

千曲小学校6年生の子どもたちが

慈善活動への協力を呼びかける

資料づくりや

プレゼンテーションの練習に励んでいました。

 

この活動は

アルミ缶や段ボール、

古紙、紙パック、雑誌を回収し

集まった金額を被災地へ

全額寄付するというものです。

主体となっているのは

千曲小学校のPTA本部役員。

募金という形も考えましたが、

子どもや先生と共にできる支援を考え、

資源回収を始めたといいます。

 

横田さん

「1月1日元旦に起きた災害ということで

皆さん冬休みの時期だったかと思うんですけど

冬休み開けてもなお復旧していない方たち

まだ学校に通えない子どもたちも

いるような状況で。

自分たちになにができるかというのを考えまして、

PTAの本部役員三役へ

投げかけをさせてもったところ

快く賛同いただき、

また学校側にも相談させていただいたところ

協力しますというような

温かいお言葉いただけたので

学校全体で支援できる活動をということで

資源回収させていただくことになりました。」

 

今回、千曲小学校にて2月16日(金)まで

資源を集め

その後、市内市にある渡辺商店で

回収・買い取りを行い、

日本赤十字社を通して

被災地へ寄付するということです。

 

6年生の児童も積極的に取り組んでいるこの活動。

子どもたちが作成した資料には

日本赤十字社の取り組みや私たちにできる支援など

活動への思いが込められていました。

このプレゼンテーションは児童集会で行い、

全校児童に活動を広めていくということです。

 

子ども

「私たちは赤十字社について調べたんですけど

インターネットだけで調べたので

フェイクニュースとかあったと思うけど、

知らないこといっぱいあって楽しかったです。

早口にならないようにとか

小さい声にならないようにとか

みんなに聞こえやすいように

伝わりやすいようにしたいなってやりました。」

 

子ども

「今まで募金などとかに関わってこなかったので

募金や寄付、赤十字について学ぶことができました。

石川県でこんな大変なことが

起きているんだよって実感してほしいです。」

 

齊藤さん

「回収品目は

アルミ缶・新聞紙・紙パック・古紙・本や

雑誌の5品目になります。

すべて古紙や新聞紙などは

紙のひもでしばっていただいてほしいですね。

小諸市の回収の通りでお願いしています。

場所なんですが正面玄関向かって

右の建物の下のスペースに常設しています。

三角のコーンが立っていて

そこに古紙、雑誌など書いてありますので

それを目印に車で

お越しいただいても大丈夫です。」

 

横田さん

「まだまだ日常の生活に戻れていない方たち

多くいらっしゃると思います。

ですので1日でも早く

日常を取り戻せるように思いを込めて

回収させていただきたいと思います。」