小諸市消防団の団員らが一堂に会する

小諸市消防出初式が、7日(日)に

ステラホールで行われました。

 

出初式は、防災意識の向上と

消防関係者の連携強化を図ろうと、

一年の初めのこの時期に行われているものです。

 

会場となったステラホールには、

市の消防団員など

およそ100人が集まりました。

 

去年小諸市内では火災が30件発生。

前の年と比べて4件増加しています。

 

小泉市長の訓示に続いてあいさつに立った、

高野松宣団長は、

団員らに、予防広報活動に

力を入れるよう呼びかけました。

 

式では、長年に渡って消防活動に貢献した団員や

無火災を達成した分団が表彰されました。

 

そのうち2つの分団が、無火災で、

長野県消防協会長表彰を受賞。

第1分団は半年間、

第6分団は1年間の無火災が評価されての

受賞となりました。

 

その他多くの団員が、県や北佐久消防協会、

それに小諸市消防団から

功労章など各種表彰を受賞しています。

 

受賞者を代表して挨拶に立った、

第1分団の小林等分団長は、

今後の抱負を述べました。

 

式典に続いて、相生町通りでは

消防団員およそ450人による分列行進が行われ、

多くの市民が見守りました。

 

また、各分団の消防車両や高規格救急車、

それに35メートルの

はしご付消防車両が順番に走行。

沿道に集まった多くの市民の目を

楽しませていました。

 

団員たちの行進に続いて、

小諸市幼年消防クラブとして活動している

小諸野岸幼稚園、しらかば幼稚園、

そしてさくら保育園の園児たちも参加。

元気に火災予防を呼びかけました。

 

団員たちは分列行進に参加し、

消防団活動への思いを

新たにしている様子でした。