より良いまちづくりを目指し、

市民と小泉市長が直接語り合う

「市長と語ろう!まちづくり懇談会」。

ことし7月、市内各地で全9回にわたって開かれました。

今回、第2弾の懇談会が

11月10日()、市役所で行われました。

 

この懇談会は、

市が市民の意見を市政運営やまちづくりに反映させ、

第12次基本計画の策定に向けて開いているものです。

ことし7月、市内の地区単位ごとに全9回にわたって実施。

 

今回、第2弾として

「若者や子育て世代にも選ばれるまち」をテーマに、

全3回にわたり開催を予定しています。

 

第2弾、初回となったこの日。

小泉市長をはじめ市の関係者や地域の住民ら、

およそ35人が参加しました。

 

会ではまず、小泉市長によるプレゼンが行われ、

人口は2022年から大幅な社会増になったものの

死亡率は増加傾向、出生数は減少傾向にあること、

また駅前のまちタネ広場の活用や

小諸のブランディングなど

若者に選ばれるまちづくりとしての

取り組みについて話しました。

 

続いて、「若者が出会いつながるまちづくり」をテーマに、

4つのグループに分かれて、参加者同士の

ワークショップが行われました。

 

皆が気軽に考えを述べられるよう

ワークショップを取り入れた第2弾。

活発に意見を交わし、グループごとに出た考えを

参加者全員で共有しました。

 

参加者

「25歳くらいの時に若者が集まる機会を設定しまして。

小諸市にはキャンプ場ですとか

そういったところもあるので、

「大人になった修学旅行」という形で

同じ体験をするというところで。

その企画にも若者、市内に住んでいる方でも

市外の方でも若者を企画の方に

巻き込んでいって企画をしてもらう。」

 

「それぞれが共通の話題をもっていると

仲良くなれるのではという話をしまして

20代から30代まで幅広く集まれるような

イベントを行うという内容で

音楽、お酒、車、バイクなど

幅広い世代で趣味にしていらっしゃる方が

多いような話題で企画すると

いろいろな人と出会う場が

設けられるのではないか

という話になりました。」

 

その後、市長から参加者へはー。

 

「市の総合計画に

皆さんが関わるというのは

実際のところあまりないんだと思います。

皆さんが思ったこと体験談だとか

またここで考えたことを

意見を戦わせていただたというのは

すごく良かったかなという風に思います。

やっぱり何かを協働してやるというような

今の大人の修学旅行もその通りだと思いますけど、

目的をもってやるということが

その人の人間性とかそういうところで

また近づくチャンスなのかな

という風に思いました。」

 

最後に市長と参加者で意見交換が行われました。

 

参加者

「小諸の魅力ももちろん大事だと思うんですけど

他の自治体も近くの自治体も元気がないと

そこに住もうと思わないと思うので

なかなか協力って難しいと思うんですけど

何かできることがあるのではないかな

という風に思いました。」

 

市長

「千曲川ワインバレーもそうなんですけど

広域連携それから観光もそうですね。

よく言われるのは

軽井沢に来る800万人のお客さんを

どうやってこっちに誘導するか

という視点も一つの考え方なんですけど

最近よく言っているのは

佐久にしろ小諸にしろ御代田にしろ

軽井沢にしろ上田にしろ

それぞれの魅力を磨かないと

なかなか回ってもらえないのではないか

ということがあって。

例えば大人の修学旅行を

佐久管内いろいろ回りながら

吊り橋効果でカップルになっていく

なんていうところもあれば

それはそれで素敵ではないかな

っていう風に思いますし

そんなことも意識して

他の自治体と協力して

やっていきたいと思います。」

 

小泉市長は、一人一人の声に耳を傾け、

丁寧に回答していました。

今回出た意見や課題は第12次基本計画にも

反映させていく方針です。