佐久浅間農業協同組合の通常総代会が、26日(金)、

小諸市文化センターで開かれました。

 

4年ぶりの開催となった総代会には、

組合の理事や市長をはじめ、書面出席者を合わせ、

578人の組合員が出席しました。

 

組合長挨拶

「私どもJAの責務は、農家農民の皆さまと共に

地域農業のいち発展を目指して参ることでございます。

本年も皆さまと共に、

目標に向かって頑張って参りますので、

組合員の皆さまの更なるご理解とご支援を承りますよう、

お願い申しあげまして、ご挨拶とさせていただきます。

本年もよろしくお願いいたします。」

 

はじめに、

あいさつに立った浅沼博代表理事組合長は

このように話し、

農業に使う肥料のほとんどが

海外から輸入していることについて触れ、

国内資源の活用を図ることの重要性について述べました。

 

議事では、令和4年度の事業報告や

今年度の事業計画などが話しあわれました。

 

昨年度の作物の販売状況は、

コロナ禍や電気代高等による影響もありましたが、

米や野菜などの販売高はおよそ171億円で

前年度を2割ほど上回っています。

 

今年度は

「JA佐久浅間長期ビジョン・

第二次3ヵ年プラス2ヵ年計画」の実践2年目として、

また、営農経済事業の収支改善に向けた

「実行計画書」の実践初年度として

計画を着実に実践し、

持続可能な地域農業の発展と

農家所得の向上を目指すとしています。

 

多様な事業の中でも、

特に稲作経営がさらに厳しくなることを踏まえ、

米価を守ると共に

作物転換を進めていく方針です。