小諸市に新たな「映えスポット」が誕生です。

地元高校生と

市内に住むイラストレーターのしょうじさやかさんが

11日(土)、まちタネ広場に

新しいアートウォールを作りました。

 

この日は小諸高校と小諸商業高校美術部の生徒7人が

市内に住むイラストレーターしょうじさやかさんの監修のもと

アートウォールを制作しました。

 

「まちタネ広場を彩るライブペインティング」と題して行われた

今回のイベント。

現在まちタネ広場には

2年前に小諸商業高校の生徒が中心となって描いた

アートウォールがあります。

 

今回は既存のアートウォールに絵や文字を加え、

さらに新たなアートウォールを制作。

まちタネ広場の新たな「映えスポット」になってほしいと

都市計画課と株式会社URリンケージの協力を得ながら

地元高校生が主体となり動きました。

 

高校を卒業した生徒にとっては

卒業制作にもなった今回のイベント。

みんなで心を込めて丁寧に色を塗っていきました。

 

中には2年前に既存のアートウォールを手掛けた生徒の姿も。

東京への大学進学を前に大切な思い出を作っている様子でした。

 

先日小諸商業高校を卒業した花里さん

「2年前に続いて今回も関わることができて

美術部として関わることができてとても嬉しいのですけど、

2年前は美術部とスマイル小商店街というのが

小諸商業高校にあるのですけど

それの開催イベントとして

この絵に関わらせていただいたので、

また今回も違う形ですが関わることが

できて本当に嬉しいです。ありがとうございます。

私はこの製作にあたって

キャラクターは作っていないのですけど、

絵のデザインをおおまかに考えて

カラ―とかも考えたのですけど、

今回は緑にプラスしてピンクということで

春らしい色にしました。

こんな賑やかな絵が今回小諸高校さんと

一緒に描くことができて上京するにあたって

私も頑張りたいなって小諸高校の1、2年の皆さんを見て思いました。」

 

およそ4時間かけて彩られたアートウォール。

まちタネ広場に新たな景色が生まれました。

 

イラスト考案者 小諸高校1年生吉澤さん

「まちタネ広場のあっちの方がひらがなで

でかい木のやつがあると思うのですけど、

こっちからだと駅からということで

外国人の人も多いかなってところから

ローマ字にしようっていう考えになりまして

ポップな方にしたほうが目立つかなっていうところから

丸みを帯びた英語、ローマ字にしました。

率直にいうとめちゃくちゃうれしくて、

自分の案が小諸のところに使われるっていうのが

すごい光栄だなって思っています。

描きながらもみんなが私の絵を参考に描いてくれているので

すごくうれしいっていう気持ちが強いです。」

 

しょうじさやかさん

「今回は高校生の子たちがいろいろ案を出してくれた中で

みなさんの意見で字を書いてくれた吉澤さんの案が

良いねっていうのでそれをベースに

まちタネ広場という言葉を描いています。

その広場そこにあるのですけど

電車からも見えるような賑やかで

明るい感じのフォトスポットみたいなものに

なれば良いなと思って作っています。

高校生の子たちが考えてくれたこの絵とかを

小諸の勢いがあるところだったりとか

楽しそうなところだったりとか

そういった魅力を感じていただければと思います。」