若手職員などによる職場での交通安全啓発を目的とした

「ヤングドライバークラブ交通事故防止コンクール」で、

今年度、小諸からは

小諸消防署が最優秀賞に選ばれた他、

6つの団体が優秀クラブに選ばれました。

これを受け、先月21日(火)に、

小諸警察署で表彰伝達式が行われました。

 

このコンクールは、

長野県安全運転管理者協会と県警本部、

それに県ヤングドライバークラブ連合会協議会が

毎年開いているものです。

 

交通安全に取り組む企業や団体の

若手職員たちによって結成される

県内のヤングドライバークラブの中から、

交通安全への取り組みや地域への貢献度を基準に

優秀クラブを選んでいます。

 

今回、県内で優秀クラブに選ばれたのは、

参加した112のクラブのうち27クラブ。

小諸市からは、小諸消防署が最優秀賞に、

小諸市役所、佐久浅間農業協同組合小諸支所、

社会福祉法人小諸青葉福祉会、浅間技研工業株式会社、

長野県交通警備株式会社、株式会社大栄製作の6団体が

優秀賞に選ばれました。

県下に23ある支部の中で最も多い選出です。

 

そのうち小諸消防署は3年連続で最優秀クラブに輝きました。

署内でシートベルト着装点検を行った他、

救命講習などに訪れた一般の市民に向けて

交通安全を呼び掛けた点などが

高く評価されました。

 

その他、優秀クラブに選ばれた6団体は、

季別の交通安全運動で街頭啓発活動を行ったり

通学路における見守り活動を行ったりと、

職場や地域で交通事故防止を呼び掛けてきました。

 

受賞者

「3年連続、ヤングドライバークラブの優秀賞を受賞させていただいて、

日頃から小諸署ではヤングドライバークラブの会員を中心に

交通法規の厳守や、

事故防止の徹底をはかっておりますので、

それが評価されたことを非常にうれしく思います。

各種救命講習や消防訓練、消防庁舎の見学といった、

一般の方と触れ合う際に

交通安全の徹底について広報してきましたので、

それについて評価されたと思います。

我々消防署としては、

交通事故の現場に救急で出動することが多いので、

我々自身が交通事故の防止を徹底するだけではなく、

一般の方にも、交通事故を起こさないように、

事故防止の徹底をはかれるように、

様々な出向の場面で広報できたらいいなと思います。」

 

また、交通安全ポスター部門で、

小諸警察署の細野衣音さんが、

応募42作品の中から最優秀賞を受賞しました。

 

細野さん

「最優秀いただけて、とてもうれしいです。

いろんな人にこのポスターを見ていただくことで、

交通事故防止につながるのかなと思って、

それが一番うれしいです。

シートベルトをしっかりしめたり、

自転車に乗るときにヘルメットをかぶったり、

目立つ格好をしたりっていうほんの小さい心がけで、

自分だけでなく、周りの人、

被害にあわれた方のご家族、ご友人だったり、

事故を起こすつもりではなかったのに

起こしてしまった加害者になってしまった人などを、

ほんの小さな心がけで守ることができるっていうことを、

より多くの幅広い世代の方に知っていただきたくて、

そういう思いを込めてポスターを描きました。

ヤングドライバークラブの一員として

少しでも小諸市内の交通事故を減らしていけるように

呼びかけていきたいと思っています。」

さらに、交通安全メッセージ部門で、

小諸警察署の中村茜さんが、

応募248作品中、優秀賞を受賞しました。

運転免許の更新窓口で働く中村さんは、

免許証の自主返納に訪れる人たちへの敬意や、

現役ドライバーとしての思いをつづりました。

 

中村さん

「こういった賞を頂けて、すごくうれしいですね。

警察署内の取り組みって、

なかなかみなさんの目に見える機会は多くはないと思うので、

こういった活動を小諸署でしているよっていうのを、

少しでも多くの方に知っていただいて、

ご自身のご家族とか、ご親戚とかに、

交通安全、運転について

お話する機会になったらいいなと思って書きました。

今も多くの方にご来署いただいて、

手続きをしていただいているのですが、

ここの署で手続してよかったな、って、

気持ちよく帰ってもらえるような、

そんなご案内、手続きが出来たらいいなと思っています。」