小諸市議会3月定例会が17日(金)に開会しました。

 

新しい議員構成による初の定例会。

初日の本会議では、今年度の補正予算案や

新年度の当初予算案など45件の議案が提出されました。

 

会期は来月17日までの29日間となります。

 

この日の本会議では小泉市長が

新年度に向けた施政方針の説明に立ちました。

 

市長はこのように話し、

令和5年度に取り組む重点事業について、

政策分野別に詳しく説明。

その上で、「人口動態における自然増への挑戦」

「環境問題への対応」

「市民や民間企業などのチカラを引き出すこと」の3点について

組織全体で取り組みたいとして、

所信をこのように述べました。

 

「『当たり前と思っている地域資源が実は他には無い魅力となっていること』、

『まちづくりの核は人である事』を再認識するとともに、

『地元を知り、愛し、誇りに思い、

愛するまちのために行動する』

そんな『シビックプライド』を醸成していくことにより、

小諸のまちはさらに大きく発展していくものと確信しています。

小諸市にはこれからも成長する可能性があります。

小諸市がさらに大きく飛躍するため、

私もその一員として、市民の皆様や職員の先頭に立ち、

市長としての職責を果たしていく所存であります。

そして、これからも「サードプレイス」を意識した

『小諸版ウエルネス・シティ』を旗印に

ウエルビーイングが実現できる

小諸市を目指し全力で取り組んでまいります。」

 

3月定例会には、新年度の一般会計当初予算案をはじめ、

今年度の一般会計補正予算案、

それに条例改正案など45件が提出されています。

 

小諸市の新年度当初予算案は、

一般会計の総額が181億1千万円で、

今年度当初と比べて、10億6千万円

率にして6.2%の増額となっています。

 

一方、今年度の一般会計補正予算案は、

人事院勧告などにより

職員の給与の引き上げなどに要する経費として、

700万円が計上され即決の審議として可決。

関連する条例案も可決しました。

 

更に、今年度の一般会計は、国の交付金の確定などにより

2億500万円が減額となり、

最終的に総額で190億5800万円となる見込みです。

 

また、3月定例会には、

「太陽光発電施設の適正な設置及び

維持管理に関する条例案」が提出されました。

太陽光発電事業における

地域環境の保全や災害の発生を防止するとともに、

太陽光発電の普及や地域環境との調和、

市民の安心で安全な生活の確保を図ることを

目的としています。

 

任期満了に伴う人事案件6件も

この日の本会議で承認を得ました。

 

この日の会議で議決・承認を受けた議案を除く

残りの36件については、

今後委員会審議を経て、

来月17日の最終日に採決が諮られます。