県の動物愛護センター「ハローアニマル」で、

猫のミニ譲渡会が、29日(日)に行われました。

 

ハローアニマルでは、

普段から県内の保健所で保護・収容された動物の

譲渡事業を行っています。

 

近年は飼育環境の向上から

犬の保護・収容件数は減少していますが、

猫はいまだに多く、

長期間譲渡されない保護猫が増えています。

 

中でも高齢の猫や基礎疾患を持った猫など

引き取り手が少ない猫の譲渡を円滑に進めようと、

この催しが企画されました。

 

今年度2回目の開催となったこの日は、

午前と午後の部に分けて行われ、

午前の部には、事前予約をした夫婦1組が参加しました。

 

はじめに、職員から、譲渡の手順や保護猫についての

説明が行われました。

 

その後、今回譲渡の対象となる猫、13匹と対面。

参加した夫婦は、職員からそれぞれの猫の特徴などについて

くわしく話を聞きました。

 

この日は、無事一匹の猫の譲渡が決定。

その後、引き取りの手続きを済ませていました。

 

参加者

「猫が買いたくて、チラシ一生懸命見ていたんです。

そしたら上田新聞に譲渡会の話があって、

連絡したら今日大丈夫だということで今日来たんです。

(これから実際に猫ちゃん飼うことになりましたけど、

お気持ちは?)楽しみです。」

 

ハローアニマルでは、今後もこの企画を継続して

保護猫への理解・関心を高め、

譲渡につなげていきたいとしています。

 

ハローアニマル職員

「普段の譲渡と違って、説明会をしたりとか、

全ての猫に会っていただいたりとか

機会が増えて理解した上で

決めて頂けたのでよかったなと思っています。

コロナ禍もあって、

午前午後10組ずつ開催しているんですけど、

中々お申し込みが少ない状況にあるので、

私たちも譲渡会の良さを

知っていただくような工夫をしながら、

次の機会を作っていきたいなと思います。」