佐久地域の飲食店で、地元の酒や食材を使ってもらおうと

シェフや飲食店のオーナーを対象にした

地産地消バスツアーが、1日(水)に行われました。

 

このバスツアーは、地元の生産者と飲食店のつながりを生み、

地元産の食材を扱うきっかけを作ろうと、

今回はじめて行われました。

 

企画したのは、小諸市や佐久市、

また観光局や地元の交通機関などで構成する

「小諸・佐久観光地域づくりプロジェクト」です。

 

今回は、モニターツアーとして、

小諸を始め佐久地域のシェフや飲食店のオーナー、

13人を招待。

午前中、佐久市や佐久穂町を回り、

酒造メーカーや食肉加工会社などを見学しました。

 

午後からは小諸市の企業や農家が生産者として参加。

脇本陣の宿粂屋を会場に、

シェフたちへプレゼンテーションを行いました。

 

生産者たちは、自社商品の試食を行ったり、

生産工程を紹介したりするなど

積極的に商品をアピールしていました。

 

ツアーに参加したシェフたちも、商品を写真に収め、

重要な点はメモを取るなどして、

真剣に検討している様子でした。

 

村松商店 村松さん

「結構緊張しました。

やはりプロの方々ばかりなので、

今回お米も土鍋で炊いて出させていただいんたんですけども、

ちゃんとお口に合ったかなとか

伝わったかなとか結構、

ビクビクしながらやりました。

うちで買っていただかなくても、

小諸・佐久地域のお米は

素晴らしいというのを

やはり飲食店の皆さんに分かっていただくというのが

一番地元の方も観光客の方も食べに行ったりしますので、

そこで分かって使っていただくと、

このあたりのブランド価値が

上がるかなと期待しているところです。」

 

小諸・佐久観光地域づくりプロジェクトでは、

こうした取り組みで

佐久地域全体のコンテンツ力を高め、

観光振興につなげていきたいとしています。 

 

商工観光課 田中さん

「企画段階からはいろんな課題もあったんですけど、

やってみて本当に良かったと思っています。

それは料理人の皆さんがこの地域の食材や酒蔵、

ワイナリーのみなさんのこだわりや違いに触れて、

それぞれの魅力を感じていただいた、

その笑顔を感じられたことが良かったなと思います。」