交通安全の功労者の最高栄誉章となる

「交通栄誉章緑十字金章」と

全日本交通安全協会から贈られる

「交通安全優良事業所表彰」。

それぞれ市民と市内事業所が受賞し、

その伝達式が27日(金)

小諸警察署で行われました。

 

この日は受章者らが小諸警察署を訪れ、表彰状の伝達と

受賞報告が行われました。

 

全日本交通安全協会では、

毎年、交通安全に献身的に取り組んだ人などへ

交通栄誉章を授与しています。

今回、最高賞にあたる「緑十字金章」を、

小諸交通安全協会の田島久人副会長が受賞しました。

 

田島さんは昭和45年から50年以上に渡り、

小諸交通安全協会の役員として、

交通安全活動に取り組んできました。

長年、交通少年団や水明小学校の自転車愛好部など、

小学生の交通安全指導に尽力。

平成22年には、小諸交通安全協会副会長に就任し、

現在まで、小諸市の交通安全活動に貢献しています。

 

小諸市における、最高賞の「緑十字金章」の受章は、

田島さんで5人目になります。

 

田島さん

「身に余る光栄ということで、まず、

自分自身今まで以上に気を付けてやるということですね。

歳ですしね、余裕を持って慌てないでということですね。

当然法令を守らなければならない。

自分自身ではそのようにやってそれだけではやっていけないので、

今後の交通安全協会やそれぞれ関わっているみなさんと

一緒にやっていかなくてはできないこともあるので、

これからそういう団体の中でも

今まで以上にやっていきたいと思っています。」

一方、今回交通安全優良事業所として

全日本交通安全協会から表彰を受けたのは、

市内四ツ谷に本社のある「長野県交通警備株式会社」です。

 

この表彰は、交通安全に対する

顕著な功績のあった団体に贈られるもので、

長野県内では長野県交通警備株式会社を含めて

2つの事業所が受賞しました。

 

20年以上に渡り、

交通安全活動に取り組んできた

長野県交通警備株式会社。

交通安全運動への参加はもとより、

自社独自の車輪止めを考案し、全車両に取り入れるなど、

社員全員が交通安全を意識した運転を

心がけているといいます。

 

長年に渡る活動に加え、通学路の環境整備や

高齢者の詐欺被害撲滅に向けた啓発など、

社会貢献活動も評価され、

今回の受賞につながりました。

 

竹花社長

「非常に私としては日々の社員、

隊員の苦労が報われたと、

その社員と隊員が評価を受けたという点で

非常にうれしいというのと、

やはり交通安全を今まで20数年、

経営の根幹におきまして、子どもや高齢者、

交通事故防止ということでやってきましたので、

そういう点でも非常に嬉しく思いました。

今後もアイディアを出しながら

できるだけ社内の交通安全意識を高めながら、

一つでも一件でも交通安全へ貢献でき、

悲しい事故がないように

頑張っていくつもりでございます。」

 

細萱支社長

「社内の交通安全は当然なんですが、

社会貢献の一環として街頭活動には力を入れてきました。

やはり会社そのものが社会貢献が企業哲学の中にありますので、

交通安全だけでなくオレオレ詐欺防止、

高齢者に対しての交通安全の資料提供などに

力を入れてきました。

今まで以上に小さい事故起こせないなと緊張しますね。

うちの会社からいろいろな部分を発信していきたい。

さらに強化を図りたいと思っています。」