今年度、小諸市が行ってきた「小諸の米」のブランド化事業。

この取り組みが、

県の「元気づくり支援金」事業の中から優良事例に選ばれ、

14日(水)、佐久合同庁舎で表彰式が行われました。

 

県では地域の元気を生み出す事業を支援する

「元気づくり支援金」制度を設けていて、

特に優れた事業に対し、

地域振興局ごとに表彰を行っています。

 

佐久地域振興局では、昨年度支援金を活用した39の事業から

4つの事業を表彰。

小諸市からは、小諸市農林課による

「小諸の米」のブランド化事業が受賞しました。

 

農林課では、「アグリシフトプロジェクト」を掲げ

小諸の米の魅力向上や

収益力の高い農作物を生み出すことで、

持続可能な農業を目指しています。

 

このため、米のプロを育てる米飯官能鑑定士養成講座や

米・食味分析鑑定コンクール国際大会の誘致などに注力し、

生産者や市民の意識向上を図っていきました。

 

こうした取り組みで、小諸産米の魅力向上や

収益化の高い農業構造の実現、

さらに今後も地域の農業振興につながることが期待され、

今回の表彰となりました。

 

農林課では今後、小諸産米に独自の認定制度を設け、

ブランド価値を高めるなど、

小諸の農業の支援に力を入れていきたいとしています。

 

農林課職員 栗原良係長

「この事業は市だけの取り組み・力では到底やることが不可能で、

様々な機関のご協力を頂いて形になってきたということで、

それもふくめ大変嬉しく思います。

今後もコモロアグリシフトプロジェクトをもっと推進していく中で、

小諸でしかできない農業の

ブランド化・農産物のブランド化に

力強く取り組んでいきたいと考えています。」