民生児童委員と主任児童委員の一斉改選にあたり、

厚生労働大臣の委嘱書伝達式が

2日(金)にステラホールで開かれました。

 

民生児童委員はそれぞれの地区の代表者で構成され、

地域内の高齢者福祉や、

児童福祉の向上を図る役割を担っています。

 

任期は3年で、改選期を迎えたこの日の委嘱式には

各地域から選出された101人の民生・児童委員と

8人の主任児童委員が出席しました。

 

式の始めには田中副市長が代表の委員に委嘱書を伝達。

主任児童委員には指名書が交付されました。

 

委嘱を受けた委員に向けて、

田中副市長が期待の言葉を述べました。

 

続いて、小諸市社会福祉協議会の細谷信治会長が

民生・児童委員の役割について次のように話しました。

 

「みなさまの役目となりますのが、

1つは地域の身近な相談役であること。

支援を必要とする方々に対して手を差し伸べることが1つめでございます。

2つ目には、その住民のみなさまとの行政とか社協を含めまして、

橋渡し役、パイプ役になっていただくというのが、

また1つ大きな役割でございます。

共に力を合わせて、よりよい地域を作っていきたいと思います。

3年間、よろしくお願いいたします。」

 

続いて臨時総会が行われ、民生児童委員協議会の

正副会長をはじめ役員の選出が行われました。

 

新しい会長には

東部地区の中山孝一さんが就任し、

副会長には、西部地区の岡田耕一さんと

南大井地区の柏木博美さんが選ばれました。

 

新会長の中山さんは、

これまで2期6年に渡り民生・児童委員を担当。

前期は副会長を務めました。

 

会長

「明るく楽しく笑顔でっていうのが、

前会長のモットーだったので、

それを引き継いでやっていかれたらなと思っています。

社協のみなさんだとか、市役所の厚生課のみなさんだとか、

高齢福祉課のみなさんが、

いろいろ勉強の機会を与えてくれますので、

そういうところに参加することで、勉強になったかなって。

それでまた、人とのつながりができてきたっていうのが、

とても宝ですね。

前会長がやりたかったことがあまりできなかったというご時世なので、

これから3年間、みんながね力を合わせて、

やったってできるような世の中になればいいなって

それを願うばかりですね。

地域それぞれ違うと思うんですけど、

私でいったらいろんな案件を抱えています。

いろんな困った人がいます。

それを1つひとつ助けられるところは、助けるんだけれども、

自分で全部やっちゃうんじゃなくて、

あくまでもつなぎ役なんだっていうことに徹する。

それが大事だと思います。

私らは素人ですから、プロの方がいらっしゃるので、

プロの方につないであげれば自然と

いい方向にいってくれるかなってそれを願うばかりです。」

 

民生・児童委員と主任児童委員では、

今後も地域の課題と向き合いながら、

皆で協力して小諸市を支えていきたいとしています。