10月15日から先月3日までの日程で開かれていた

東信菊花展の賞状授与式が、

先月25日(金)、小諸商工会議所で行われました。

 

式には、受賞者や関係者などおよそ20人が出席しました。

 

東信菊花展は、小諸商工会議所と、こもろ観光局、

それに菊の愛好家による「東信秋香会」が

実行委員会をつくり、

毎年開いているものです。

 

57回目の開催となったことしは、

会員らの力作591点が展示され、

秋の懐古園を華やかに彩りました。

 

10月26日には審査会が行われ、

そのうち23点が、内閣総理大臣賞や

農林水産大臣賞などの特別賞に選ばれています。

 

授与式では、講評に立った、

長野県佐久農業農村支援センターの

新津純一所長が

「異常な高温や日照不足など厳しい条件の中で、

見ごたえのある作品が多く敬意を表したい。

今後に向けて更なる研鑽を積んでほしい。」

などと述べていました。

 

ことし、最高賞となる内閣総理大臣賞を受賞したのは、

佐久市市在住、土屋英二さんの、

本立 「精興塔黄」です。

 

土屋さんは菊作り歴12年。

今回初めて内閣総理大臣賞を受賞しました。

 

今回小諸市からは、9人が入賞しています。

 

文部科学大臣賞には、野口嘉与さんの

大作り彩湖」が選ばれました。

 

小諸市長賞には岩井信子さんの

特殊作り「三重」が選ばれています。

 

東信菊花展実行委員長賞は清水伸一さんの

盆栽「竜白」が受賞。

 

その他、長野県知事賞は市川忠蔵さんの

本立国華花舞台」が受賞しました。