小諸で創業したい人を支援する活動を行っている
「おしゃれ田舎プロジェクト」。
この度、市内既存の店舗で
ポップアップ出店ができる仕組み
「のきさき」を開始しました。
おしゃれ田舎プロジェクトでは、
小諸で出店したいと考えている人へ
市内既存の店舗を貸し出す仕組み
「のきさき」を打ち出しました。
発案者は、おしゃれ田舎プロジェクトのメンバーで、
地域おこし協力隊の
堺 大紀さん。
小諸で開業をしたくても、
客層や集客の具体的なイメージができないことから、
開業に踏み切れない人が多くいるといいます。
そんな人に、
開業後のイメージをつかんでもらおうと、
このプロジェクトを立ち上げました。
おしゃれ田舎プロジェクト 堺さん
「町の方にご協力いただいて、定休日だったりですとか、
お店を使っていないときのお店の活用方法として
チャレンジショップみたいな借り方ができないかと
皆さんにご相談させて頂いて、
大丈夫だよっていうところとやらせて頂いています。」
貸出店舗は、
「ビストロアオクビ」「古民家レストラン 中吉」、
それと「コモド」の3店舗です。
20日(日)には、第一弾がビストロアオクビで行われました。
出店店舗は、スパイスカレーと
スペシャルコーヒーの店「シモンフッド」。
シモンフッドは、
群馬県下仁田町のチャレンジショップを活用して
営業していましたが、
ことし9月で使用期間が満了に。
代表の阿久澤慎吾さんは、
実店舗を構えるにあたり、場所を検討していたところ、
おしゃれ田舎プロジェクトに出会いました。
その後、プロジェクトが
「のきさき」の仕組みを手掛けることになり、
今回出店に踏み切ったといいます。
この日は、
定番メニューのポークビンダルーとチキンカレーを販売。
合計50食が用意され、
店前には販売開始前から
多くの人が列を作っていました。
訪れた加藤キャスターも2種類のカレーを頂くことに。
そのお味はー
加藤キャスターREPO
「まずはチキンカレーをいただきます。
スパイスが効いていてとっても美味しいです。
本格的なカレーという味がします。
スパイスを何種類も使っているんでしょうか。
そしてチキンもごろごろ入っていて食べ応え抜群です。
次に、ポークビンダルーをいただきます。
こちらは酸味がしっかりと効いたカレーです。
最初に酸味が来て、次に辛味がしっかりと感じられる。
ピリッと辛いのも美味しいですね。
こちらもしっかりスパイスが感じられます。
なんですが、ポークが入っているので、
豚の甘さも感じられて良いアクセントになっていますね。」
シモンフッド代表
「やっぱり、全然知らない土地で、
シモンフッドっていうお店も知られていないなと思って
心配だったんですけれども、
営業始まる前から並んでいただいたりして、
びっくりしていますね。
本当に小諸の方、カレー好きな方が多いのかなって感じました。
一番最初は、マルシェに来させていただいたんですけれども、
その時に協力隊の人たちとか、
堺さんに小諸の方を紹介していただいたんですけれど。
すごい皆さん、オープンですごいウェルカムな感じがして、
すごい良い街だなっていう印象がその時に残っていて。
実際にその後いろいろ物件とか
見させていただいたんですけど、
新しく移住されている方も増えていっているということだったんで。
新しい動きが出てきていて、
盛り上がっている街だなという印象はすごい受けました。
やっぱりこれだけ食べに来ていただけるのを実際に体験できたので、
よりやってみたいなっていう気持ちは高まりましたし、
小諸のお客様たちとも色々お話もできたので、
こういった方々がもしお店を開いたら来てくださるのかな
っていうイメージはとてもできました。
本当に魅力的な街なので、
ぜひ今後も良いお付き合いをさせて頂ければなと思っています。」
おしゃれ田舎プロジェクト 堺さん
「ほかの事業所さんもそうですし、
市民の皆さんも何か新しいことをやると、
おっなんだって食いついてきてくれるというか。
新しいものがきても、排除するのではなくて
こう受け入れてくれる皆さんの姿勢があるとか
そういうところがメリットなんじゃないかなって思っています。
新しく出店されたいっていう方の情報も耳に挟んでいますので、
シモンフッドさんから今後色んな事業者さんを絡めて、
実際に街に誘致できたらなって思っています。」
「のきさき」を始動し初の取り組みとなった今回の出店。
予想以上の反響で、開始からおよそ2時間で
すべて完売となったということです。
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