日本のキノコ栽培の技術を世界に広めるベンチャー企業
サライインターナショナルジャパンが、
小諸市に寄付を行い、
今月1日(木)、市役所で受納式が行われました。
この日は株式会社サライインターナショナルジャパンの
乾馨太代表取締役が
市役所を訪れ、
市長へ目録10万円を手渡しました。
サライインターナショナルジャパンは、
日本の優れたキノコ栽培の技術を
世界各国に伝えるコンサルティング事業や、
栽培に必要な機材の輸出などを行う
キノコの専門商社です。
ことし7月、本町にある旧ホテル小諸を購入し、
本社を小諸市に移転して活動しています。
キノコを通して様々なSDGsの推進に取り組むサライ。
移転と同時期のことし7月には、グループ会社である
「マイセルジャパン」を発足させ、
環境問題に配慮した
マッシュルームレザーの開発や商品化といった
新たな事業も展開しています。
今回、取引銀行の長野銀行に、
社債の一種である私募債を発行。
その際、本来銀行に払われる手数料の一部を、
地域団体などに寄付できる長野銀行の仕組みを活用して
市に10万円を贈りました。
小諸市では、今回の寄付金を、
商工業の発展に活用していく予定です。
乾社長
「いろいろ御縁がありまして、小諸の素晴らしい古き良き日本の文化、
街構えがすごく価値のあるものだと思っていますので、
それを思っていろいろ御縁がある中で小諸にしました。
サライ社としてはどんどん海外の方により、
たくさんのキノコの栽培者の人たちに
サービスを提供できればいいと思っています。
もう一社マイセルジャパンの方は、
世界のシンガポールと日本の企業との
ジョイントベンチャーになりますが、
そちらの方でマッシュルームレザーを作っていまして、
国内で製造して国内で販売していくための会社として、
会社の規模を大きくしていければいいのかなと考えています。」