音楽劇「ダリアは青空の下に~ミサキとアイの7日間~」

と題した演劇公演が、

先月28日(日)・29日()

ステラホールで上演されました。

 

今回3回にわたって行われた演劇公演。

2回目の公演では、会場のステラホールに

上演を待ちわびていた市民など

およそ40人が駆けつけました。

 

2人芝居の音楽劇「ダリアは青空の下に」は、

仕事、恋、生活などに疲れ果てた女性が

初めての有給休暇で久しぶりに帰った故郷、

長野県東信地域を舞台に展開。

 

亡き母の墓参りを通じてある女性と出会った

主人公が「自分」を見つめなおし、

亡き母のことを知っていく物語です。

 

2人芝居の主演を務めるのは

ことし小諸に移住した歌手で俳優のmaccoさんと

舞台を中心に活動する俳優の北澤小枝子さん。

小諸での初舞台に向けて、熱い稽古を重ねてきました。

 

劇中には懐かしさや共感を呼ぶ場面が数多く登場。

主演の2人はユーモアを交えつつ、

迫真の演技で観客を引き込みます。

 

2人の透き通る温かな歌声が会場を包み込み、

物語は幕を閉じました。

 

上演後、2人の挨拶に大きな拍手が贈られていました。

 

観劇した人

「この小諸で生活を始めたまっこさんの思いっていうのが

まず映像と歌とドラマとよく伝わってきて、

中身として井上ひさしの「父と暮せば」っていう作品と被って

死者によって励まされて生きる若者、

若い女性とても現代版で良かったと思います。

きょうは川崎から来たのですけど

朝来てこの後すぐ帰るのですけど足運んで良かったなと思います。」

 

この音楽劇「ダリアは青空の下に」は

軽井沢在住の演出家で、ラジオパーソナリティーの

まんぼこと小山裕嗣さんと

飯田市に住む、俳優で演出家の

小林英樹さんがタッグを組み企画された演劇公演です。

 

まんぼさんは、上演後、

来場者の感想を聞き、

達成感あふれる笑顔を浮かべていました。

 

まんぼさん

「開幕までが演出の仕事であとステージは

俳優たちがいかにその空間を共有して創作するかっていうところなので

演出の仕事はほとんどないのですが

でも本当に皆さんの心に何かしら琴線に触れるものが届けられているのかな

って終演後の反応を見ると

それが確信に変わっているかなっていうことですね。

軽井沢だけじゃなくて御代田、小諸、上田、佐久と

東信でこの演劇による学びが広がっていけるといいな

と思っているのでその活動は

広域で小諸も含めてやりたいと思います。」

 

またことし1月に小諸に移住した主演のmaccoさんも

初の小諸での舞台に手ごたえを実感した様子。

今後の自身の活動についても意気込んでいました。

 

「思っていた想像を超えるお客様にご来場いただき

沢山の皆さんとこの空間をシェアできていること本当に幸せ思います。

本当に有り難いです。

今回大きな舞台を終えましてすぐではございますが、

10月16日にこちらのステラホールで

今度はがっつりコンサートで歌のコンサートを

今度は市民の皆さまの参加型をチャレンジしてみようと思って

企画しておりますので、また情報を

追っていただければ嬉しいなと思っております。」