市の重要無形文化財に指定されている「八朔相撲」が

今月4日(日)、八幡宮で行われました。

3年ぶりの開催となったこの日。

略式での開催となりましたが

子どもたちが元気な土俵入りを見せました。

 

毎年9月の第1日曜日に行われている小諸伝統の「八朔相撲」。

かつては、旧暦の8月1日にあたる

八月朔日に行われていたことから

「八朔相撲」の名がついています。

 

江戸時代から330年以上続く八幡宮の祭礼行事で、

平成8年には市の重要無形文化財に指定されました。

 

長い歴史を刻んできた「八朔相撲」ですが、

2年間、新型コロナウイルスの影響で中止に。

ことしは神事、土俵入りのみが行われ、

略式での開催となりました。

 

この日は市内の小学生16人が参加。

学年別に分けられた

大組・中組・小組の順に土俵入りし、

伝統の構えや掛け声を披露しました。

 

それぞれの組の土俵入りに続いて、

3人の横綱による土俵入りが行われました。

 

立派な化粧廻しをつけた横綱たちの土俵入りに

会場は熱気に包まれていました。

 

長年、

健康や子どもたちの成長を祈願する奉納相撲として

行われてきた八朔相撲。

略式にはなりましたが3年ぶりの開催に

参加した子どもたちは嬉しそうに目を輝かせていました。

 

参加した子ども6年生

「1年生からやっていました。

取り組みはなかったけど土俵入りだけできて楽しかったです。

八朔相撲は楽しいから嫌にならずに参加してほしいと思います。」

 

「すごく緊張したけど全部出し切れたので良かったです。

例えば土俵入りを全部覚えたりとか私合図出していたので

そこも全部覚えたりとか頑張りました。

恥の無いようにこれからも頑張ってほしいです。」

 

「横綱はもう1年生から相撲やっていて

3年生までやったけど、またできたから最後にできたから嬉しかったです。

みんなと一つになってがんばろうと思いました。

これからも八朔相撲に出てみんな頑張ってほしいと思っています。」