小山敬三美術館と美術館友の会が主催する

着衣人物写生会が、

12日(日)に文化センターで開かれました。

 

この写生会は、

美術愛好家の技術の向上を図ろうと行われているもので、

今年で43回目を迎えます。

ことしは3年ぶりに開催され、

小諸市や近隣地域から26人が参加。

 

今回、CTK新人キャスターの加藤里奈キャスターと

吉薗侑未キャスターがモデルを務めました。

 

参加者らは二班に分かれてモデルの様子をスケッチ。

人物の特徴を丁寧にとらえていきました。

 

この日講師を務めたのは、

元美術教師で第一美術会評議員の

桶田明夫さんと、

小諸高原美術館・白鳥映雪館 学芸員の

白鳥純司さん。

 

一人ひとりの作品を見て周りながら、

人物を描く際のポイントを

丁寧に説明していきました。

 

参加した人の多くは長年に渡り絵に携わってきた人たち。

皆、真剣な様子でモデルの表情をとらえ、

思い思いにキャンバスに描いていました。

 

参加者

「初めて来たんですけれども、人物画は非常に難しいんですけど、

モデルさんに失礼のないように描きたいと思っております。

ベストを尽くすだけですよね。」

 

「ことし2年くらいできなかったので、

ことしは楽しみにしてきていたので、

とにかく楽しく描かせていただいております。

モデルさんもニコニコされていてね、本当に描きやすいですね。

洋服がやはりすてきな洋服を着ていらっしゃるので、

描きやすいというか特徴をうまく出せそうな感じで、

ちょっと楽しく描かせていただいております。

にっこりしている感じを出したいと思って。

ただ、これから壊れていっちゃうかもしれないので、

あともう1日あるので、そこが問題ですよね。」

 

仕上がった作品は、

8月28日から9月4日までの日程で行われる

「小山敬三美術館友の会 着衣人物写生会展」で

お披露目される予定です。