こもろシニア教室に通う高齢者を対象とした

交通安全体験教室が、今月10日()、文化センターで開かれました。

 

小諸市公民館では60歳以上の市民を対象に

こもろシニア教室として年に15回、

健康や生きがいづくりについてなど

様々なテーマの講座を開いています。

 

ことし2回目となった今回は、

交通安全の啓発活動の一環として

参加・体験・実践型の

交通安全体験教室が行われました。

 

高齢ドライバーの交通事故減少を目的に、

小諸市公民館が主催したもので、

市役所生活環境課や小諸警察署、

それに株式会社スズキ自販長野などの協力により

開催が実現したものです。

 

この日は、こもろシニア教室のメンバーなど

およそ47人が参加しました。

 

講話に立った

小諸警察署 関交通課長は、

運転の慣れや油断、また過信が、

交通事故を引き起こす原因になるとして、

安全運転を呼びかけました。

 

続いて駐車場で、

交通事故の回避や被害の軽減に有効な

安全運転サポートカーの体験、

また、シニアカーの試乗体験が行われました。

 

サポートカー体験では、

スズキのセーフティサポートカー「ハスラー」の助手席に乗り、

「衝突被害軽減ブレーキ」などの動作を体験。

実際に乗ることで、

サポートカーへの理解が深まった様子でした。

 

また、ホール前のロビーでは、

反射神経など

自身の運動能力を測定する体験や、

自転車の危険予測シミュレーター体験が

行われました。

 

参加者

「自転車はもう何十年も乗っていない。

子どもの頃しか乗っていないので、

まず自転車に慣れていないから、

ハンドルもうまくできないし、すごく怖かったです。

車に乗っていた方が、こういつも車に乗っていますので、

ちゃんと安全確認とかいろんなことをやっているなあって。

でも今自転車に乗っていたら、

自転車で前に進む方を一生懸命やっちゃって、

色んなところを全然見てないことが分かりました。

本当にだから、体験させて頂いて

本当にありがたいなって思いました。」

 

この日参加した人たちは、

様々な体験を通して、

交通安全の大切さを再確認している様子でした。

小諸市公民館では、

今後もこうした機会を設けていきたいとしています。