小諸野岸幼稚園の年長園児たちを対象に、

6日(月)に小諸消防署で消防体験学習会が開かれました。

 

この日は、小諸野岸幼稚園の年長園児40人が

小諸消防署を訪れ、

消防体験学習を行いました。

 

この学習会は、

「小諸野岸幼稚園」と「しらかば幼稚園」の

年長園児が所属する

「小諸市幼年消防クラブ」の活動の一環として開催。

 

正しい火の取り扱いについて学び、

火災予防の意識や

万が一の時の対処方法を身に着けもらおうと

ことし初めて開かれました。

 

この日は、火災が発生した状況を再現した煙体験や、

放水体験を実施。

 

煙体験では、害の無い煙が充満した「煙ハウス」に入り、

目の前が見えにくい薄暗い室内を通り抜けながら

避難方法を学びました。

 

続いて、消防車のホースを使った放水体験に挑戦。

子どもたちは的を目掛けて懸命にホースを向けていました。

 

また、子どもたちは火の正しい取り扱いについて説明を受け、

火の怖さや防火の大切さなどについて理解を深めていました。

 

さらに、消防署員がハシゴを使った救助の様子を実演。

 

高さをものともせず連携して救助する姿に、

子どもたちは歓声をあげていました。

 

子どもたち

「水出すところさ、本物みたいに消せて楽しかった。

(実際に助けるところを見てみてどうだったかな?)かっこよかった。

(どうだったかな?)楽しかった。」

 

「(お兄さんたちが頑張って助けたりしていたけど、どうだった?)

楽しかった。」

 

「楽しかった。

(どんなところが特に楽しかったですか?)

消防車で板倒しているところ。

(火事にならないように気を付けたいことあるかな?)

大人の言うことを守ること。

(火遊びとか気を付けるようにしたいですか?)うん。」

 

藤巻さん

「まず火事を起こさないっていうことが大事なんですけど、

何かあったときには逃げる、

そしてすぐ119番通報するということを

小さいうちから学ぶことによって、

防災意識をもった大人になれるのかなっていう考えを持って、

この「幼年消防クラブっていうのを活動しています。

普段見れないようなことをきょうはみんなに見てもらいまして、

こういうことはない方がいいんですけど、

なにかあったときには我々すぐに対応できるような訓練をしていますし、

みんなで災害のない小諸市にしていければいいのかなという風に思います。」

 

「小諸市幼年消防クラブ」の子どもたちは、

今後、秋の火災予防運動の期間中に

防火を呼び掛ける活動をしたり、

消防出初式で行進をしたりする予定だということです。