市内の若手経営者でつくる小諸商工会議所青年部では、

最近注目を集めている小諸の取り組みなどについて学ぶ

研修会を開いています。

7日(火)には、移住者起業支援などを行っている、

「おしゃれ田舎プロジェクトのメンバー」を講師に、

市内で仕掛けられている取り組みについて

学びました。

 

この日の定例研修会には、小諸商工会議所青年部の会員などおよそ30人が参加しました。

 

小諸商工会議所青年部では、

経営研修企画委員会が中心となって、

最近注目を集めている小諸の取り組みについて学び、

自分たちの活動にもつなげていこうと、

「つなぐ・つながる定例研修withコロナ」と題した

研修会を開いています。

 

今年度2回目となった今回は、

小諸市で移住者の起業支援などを進めている

「おしゃれ田舎プロジェクト」の取り組みについて知ろうと、

プロジェクトメンバーの小林秀行さんと高野慎吾さんの2人を

講師に迎えました。

 

小林さんと髙野さんは、

プロジェクトの発足のきかっけとこれまでの

活動内容について説明。

 

その中で髙野さんは、

「移住者にとって魅力的なまちであれば人が来る。

小諸に住む人たちがもっと

小諸を好きになってもらえるような

基盤づくりをしていきたい。」などと

活動の思いを語りました。

 

またこれまで支援してきた様々な店の出店状況と、

今後街なかに新たにオープンする店の情報など、

移住者による起業支援の状況について詳しく紹介。

「小諸で新たなスタートを切る人たちとつながりをもってもらい、

一緒に小諸を楽しいまちにしていきたい。」などと

呼びかけました。

 

更にプロジェクトの2人は、今後の展望を紹介。

「坂のまち小諸を歩く人たちが休める場所」として、

廃材などを活用したベンチをつくっていく計画を提案し、

「賛同してもらえる人たちと一緒に取り組めれば。」と

参加者らに投げかけていました。

 

地元の企業や商店の後継者が多い商工会議所青年部。

参加した会員からは、

「自分たちの今後の活動の励みになった。」など

様々な意見が上がっていました。

 

小諸商工会議所青年部経営研修企画委員会では、

地元小諸に焦点を当て、多くのつながりをつくることで、

青年部としての新たな仕掛けづくりに

つなげていきたいとしています。

 

櫻井さん

「私自身小諸知らないことがいっぱいありまして、

まずは自分が知る、知ることでつながりを持ってという波及を

どんどん広げていけたらいいなと。

まずは自分が知ることで相手にも伝えて

その連鎖をどんどん生み出していくという

そんな定例研修ができたらいいなと思って

第1回を企画させていただいて、今回が第2回となります。

まずは小諸で活躍する方々を知るということを

まず一番フォーカスをあててコロナ禍の活動なので、

できれば地元の活動をより太く

より密にできたらいいなと思って今回やっております。

大勢の方々に集まっていただいて、

いろんな意見交換ができたんじゃないかなと思います。

私自身おしゃれ田舎プロジェクトのこと、

よく耳にはしていましたけれども、

実際こうしてお話を聞くのは初めてだったので

良い機会をいただいたなと思っております。

次にどうつないでいくのか、誰とつながっていくのか、

今活動する小諸商工会議所青年部、

小諸人の次なる課題なんじゃないかなと思っております。」