県内の消防訓練隊が一堂に会して

様々な競技で救助技術を競う

「長野県消防救助技術大会」。

ことしは6月18日(土)、長野県消防学校で開催されます。

それを前に、2日(木)、

この大会に参加する佐久広域連合消防本部の隊員らが小諸消防署に集まり

訓練の成果を披露しました。

 

この日は、

佐久広域連合消防本部に所属する7つの消防署から、

7種目9チーム、27人の隊員が参加。

日頃の訓練の成果を、

佐久広域連合消防本部の幹部らを前に披露しました。

 

小諸消防署からは、

特に体力や技術力に優れた若手隊員を集めた

小諸消防署訓練隊が出場。

救助の花形競技である「障害突破」に臨みます。

 

高いビル間の移動、

火災による煙で視界が悪い場所の通り抜けなど

災害現場で起こり得る、あらゆる障害を突破していく

難関競技の「障害突破」。

小諸消防署訓練隊は去年、

県大会で出場5チーム中2位と

好成績を収めています。

 

県大会まで残り2週間あまりとなったこの日。

訓練隊はそれぞれが終始落ち着いた様子で

正確な救助技術を遂行していました。

 

閉会式で挨拶に立った堤光雄警防課長は

「すべてのチームが標準タイムを切っている。

県大会では減点ゼロを目指して、

訓練の成果を発揮してほしい」と

出場チームを激励しました。

 

県大会は今月18日。

小諸消防署訓練隊のことしの目標は、

全国大会出場ということです。

 

小諸消防署訓練隊 篠原隊長

「我々訓練隊は、県大会というのは通過点、

突破すべきと目標にしてやってまして、

ことしの関東大会は東京で開催されるんですけども、

まず関東大会に出て全国大会を狙うというのが

私たちの目標であるので、本日のような訓練をしっかりと行って、

上位大会に進めるように

あと2週間程度なんですけども、

頑張っていきたいと思っております。」