キャラクターサイクルウェアを着て

浅間山麓を走るサイクリングイベント、

「グランフォンドKOMORO」が、

22日()、3年ぶりにリアルイベントとして

開催されました。

 

このイベントは、ロングライドのサイクルイベント

「グランフォンド軽井沢」「グランフォンド嬬恋」との

兄弟イベントとして、毎年開かれているものです。

去年、おととしは、

新型コロナウイルス感染拡大の影響で、

バーチャルイベントとして開催。

ことしは3年ぶりに、

リアルイベントとして開催されることになりました

 

このイベントでは参加者らが、

アニメや漫画などの

キャラクターサイクルウェアを着て、

浅間山麓を走るのが特徴です。

 

この日は、県内外から

「あの夏で待ってる」、通称「なつまち」のファンを始め、

自転車のロングライドを題材にしたアニメ

「ろんぐらいだぁす!」のファンなど

およそ185人が集まりました。

 

花岡さん

「もともと車坂峠ヒルクライムという、

小諸はずっと自転車イベントをやっていまして、

その関係でグランフォンド軽井沢と

一緒に立ち上げるということがございました。

その中で、この場所でスタートするという

自転車イベントがあれば面白いんじゃないかということで、

今回グランフォンド軽井沢と協力して、

グランフォンド小諸とグランフォンド嬬恋という

自転車イベントを開催いたしました。

アニメとサイクリングイベントというのは、

ないわけじゃないんですけど、

こういった長距離を走るイベントは国内では珍しいイベントですね。」

 

今回は、浅間山麓を一周する100㎞コース、

グランフォンドKOMORO100と、

軽井沢、小諸区間40㎞を走る

エンジョイこもろの2コースを用意。

 

グランフォンドKOMORO100では、

浅間山麓一周113.4キロ、

累積標高2399メートル以上の道のりを、

制限時間9時間で回ります。

 

今回は、シンガーソングライターの影山ヒロノブさんや、

ミクスチャーバンド「FLOW」のギタリスト、TAKEさんら、

アニメ界の著名人もゲストライダーとして参加しました。

 

この日、午前からスタートした参加者たち。

エンジョイこもろの参加者は、お昼ごろにはゴールイン。

グランフォンドKOMORO100の参加者は、

午後4時になる頃には全員ゴール地点に到着しました。

 

天候に恵まれたこの日は、

思い思いのサイクルウェアを

身にまとったアニメファンたちが、

初夏の風を感じながら自転車の

ロングライドを楽しんでいました。

 

参加者

「東京です。

3年ぶりだったので、開催してくださったことがそもそも嬉しいですし、

参加できてとても楽しかったです。

小諸のアニメですね。あの夏で待ってるですね。」

 

「神奈川です。

楽しかったです。補給食がすごい豪華で、すごい良かったです。

コースは、死にました。なかなか坂がきつかったです。」

 

東城さん

「生で皆さんが、大喜びしている顔を見るのが

もう感無量ですね。

今までずっとここ数年はオンラインだったんで、

オンラインだと世界中の人が参加できるっていうメリットはあるんですけど、

実際に会いたいっていうのがあって。

ちゃんと距離も取れていて密にならないで走れるので、

やっぱりライドイベント復活していって欲しいなって思いますね。」

 

TAKEさん

「皆さんの自転車愛とキャラクター愛が本当に溢れている素敵な空間で、

しかも信州の軽井沢だったり小諸だったり、

嬬恋だったいという素敵な景色がたくさん見られて気持ちよく走れました。

来年も頑張るぞ!」

 

影山さん

「去年とかおととしも、コロナでダメだったじゃないですか。

それがすごく残念だったんです。

だから、今年こうやって復活してめっちゃ嬉しかったです。

いつもめちゃくちゃしんどいんですよ。

前回、58歳だったと思うんですよね。

今回、61歳なんですよ。めっちゃしんどかったですよ。

もう本当。なんか、この景色、

前に見たときもうちょっと楽だったのになって思いました。

ずっとね、毎年の行事として小諸市が

こうしてやっていってくれることを心から望んでいます。

まだまだ、まだみんな様子を見ているころだと思うので、

来年になったらもっともっと盛り上がるんじゃないかなと思っています。」

 

実行委員会 花岡さん

「本日、グランフォンドこもろ、

3年ぶりに開催できまして、

参加者の皆さんも本当に楽しんでいただけて本当に良かったと思います。

3年ぶりのリアルイベントということで、

ちょっと運営のところで不安があったものですから、

参加者を少し絞った形で開催したんですけれども。

今回、無事故で皆さん完走されたということで、

いままでにないすごく良い結果が出ましたので。

来年もですね、以前のような形の人数で

開催できればいいなと思っています。」