2026年の開園100周年に向けて、

再整備が進められてきた小諸市動物園。

その小諸市動物園が、先月29日に、

一年間の休園を経てリニューアルオープンを迎えました。

 

この日は、開園に先立ち、

小泉市長や小諸市懐古園運営委員など関係者が集まり、

オープニングセレモニーが行われました。

 

小諸市では、令和元年度に

「小諸市動物園再整備基本計画」を策定。

「動物たちとのふれあい・出会いを通じ

学びに広げる」をテーマに、

眺望に優れた田切り地形を生かして、

段階的な整備を進めています。

 

今回の第一期整備では、

フンボルトペンギンの展示施設の改修や、

屋根付きの休憩所やふれあい広場の建設が行われました。

 

ペンギン舎には、のびのびと泳ぐことができるプールを整備。

アクリルガラス越しに、

ペンギンが泳ぐ様子を観察することができます。

 

この日は、

開園と同時に大勢の親子連れが訪れ、

園内は瞬く間ににぎやかに。

 

訪れた人は、

ペンギンが泳ぐ様子をガラス越しに観察するなど、

楽しんでいました。

 

子ども

「(きょうはどこから来ましたか?)小諸の久保です。

(動物園のリニューアル楽しみにしていましたか?)とても楽しみでした。

意外にガラスが透明でよく見えて、

ペンギンの泳いでいる姿もしっかり見れて、

とてもすごいと思いました。

水の境目がなかったから飛んでいるような感じに見えて、

水にいるのか分からないぐらいだった。」

 

来園者

「(どちらからいらっしゃったんですか?)

地元の佐久市の方からなんですけど、きょう開園ということで来てみました。

私が小学生以来なので、久しぶりに来てみたらすごく新しくなって、

ペンギンとか水槽がすごく素敵な感じで、

子どもは初めての動物園なので、楽しかったです。

すごい思ったより近くて、とてもかわいくてよかったです。

また近いうちに来ようかなと思います。」

 

ペンギン舎の隣には、

「屋根付きの休憩所」と「ふれあい広場」を新設。

休憩所には、雨天の際も園児などの団体客が利用できるよう、

屋根が設けられています。

 

ふれあい広場では、モルモットやパンダマウスを展示。

この日は、モルモットとのふれあい体験も行われ、

訪れた人は、モルモットの温もりや、

毛並みの柔らかさを感じていました。

 

市長

「昨年の5月から工事ということで、

本当に1年間ですね多くの市民のみなさん、近隣の市民のみなさんにですね、

お待たせをしちゃって、大変申し訳なかったんですが、

晴れてこういう形でオープンができましたこと、

心からうれしく思っております。

今回のペンギンのビューイングシェルターっていう

横からも水槽の中どんな風に泳いでいるのかとか、

そういう部分非常に目玉になるのかなと思います。

子どもから大人まで大変楽しめる場所になっていますので、

ぜひ大勢のみなさんにお出でいただければと思います。

小諸市動物園ですね、2026年に開園100周年を迎えます。

今それに向けて、第二期整備工事として、

さらなるリニューアルを目指して取り組んでいるところであります。

第二期整備工事においては、カピパラで、

それからレッサーパンダの展示も新たな仲間たちということで

計画していますので、なんとかですね100周年に間に合うように

みなさんのご協力をいただきながら取り組んでいきたいと思いますので、

多くの市民のみなさんにも楽しみにしていただくとともに、

ご協力をお願いしたいという風に思います。」

今月15日までの期間で、

来園者を対象に

新たに迎えた7羽のフンボルトペンギンの

名前も募集。

今月21日から29日までの期間で来園者による投票を行い、

来月1日にホームページ上で名前が

発表されるということです。