小諸高原美術館・白鳥映雪館で

「丘の上の小山敬三展」、

「小山敬三記念小諸公募展 第35回記念展」の

2つの企画展が

14日(火)から、来月6日(水)までの日程で

始まりました。

 

小諸市出身の画家、小山敬三画伯の作品を一堂に展示する

「丘の上の小山敬三展」。

 

コレクションの数が増加し、

スペースの関係から小山敬三美術館で展示できる枚数が

限られてきたことから、

小諸高原美術館・白鳥映雪館で

画伯の作品を展示する企画展が、

4年前から行われています。

 

新型コロナの影響で中止になった去年を除き、

3度目の開催となったことし。

「小山敬三美術館」に収蔵されている

およそ200点を超える作品のうち、

15点が展示されました。

 

今回は代表作、「A嬢の肖像」をはじめ、

「古城の一隅」などを展示。

訪れた人は重厚感のある油絵作品をはじめ、

さまざまな画伯の作品に

目を奪われている様子でした。

 

また、美術館では

「小山敬三記念小諸公募展 第35回記念展」も同時開催。

 

この企画展は、公募展の35回目の節目を記念して開催。

公募展の審査員、矢嶋正一さんと廣畑正剛さん、

また桶田昭夫さんの3人の作品と、

過去10年の公募展大賞作品が並べられています。

 

小諸をはじめ地域の自然や風景を

油絵や水彩画など、思い思いの技法で描いた作品が

展示されています。

 

「丘の上の小山敬三展」と

「小山敬三記念小諸公募展 第35回記念展」は、

来月6日(水)まで、

小諸高原美術館・白鳥映雪館で開かれています。

なお、ことしの「第35回小山敬三記念小諸公募展」は

来月17日()から11月21日()までの日程で

行われるということです。

 

白鳥さん

「丘の上の小山敬三展なんですけど、

このような代表作の「A嬢の肖像」をはじめ、

1910年代、小山敬三画伯が上田高校時代の水彩画の作品から

1960年代までの作品を、

15点ピックアップしてもってきておりますので、

小山敬三画伯の優雅な造形の美しさですとか、

女性が持つ美しさだったり、

存在感などを感じて頂けたらなと思っております。

第35回の記念展のほうなんですけども、

大賞受賞作品が過去10年間の作品が

一堂に集まっていますので、

みなさんさすが大賞受賞作品ということだけあって、

非常に完成度の高い作品がそろっております。

あわせて審査員の方々の新作も、

今回のためだけに書いていただきましたので、

それもあわせてじっくりと小山敬三画伯の作品と一緒に、

小諸の郷土をテーマにした風景を

じっくり楽しんで頂けたらなと思っております。」