このほど、相生区でみこしの修繕修復が行われ、
9日(金)夜から3日間、
相生会館でお披露目がありました。
今回相生区では、およそ40年ぶりに
みこしの修繕修復が行われました。
漆の剥がれや飾りの割れなど
全体の老朽化が進んでいたことから、
半年以上かけての大規模修繕を実施。
9日には、
修繕修復が完了した神輿が
相生会館に運び込まれました。
初めての大がかりな修繕となった相生区の神輿。
劣化が目立つようになってきたため、
数年ほど前から修繕を検討していたといいます。
修繕費用は、およそ150万円。
区費の積立金から捻出したということです。
今回の修繕では、
基本的な形を保った上で、
漆を塗り直すなどの作業が施されました。
小林さん
「擬宝珠のところの金箔が剥がれたり、
下のほうの黒い漆のところが全部剥がれてきちゃったり、
周りの飾りのものが割れてきたりだとか。
ほとんどすべてのところに小さい傷がいっぱいできてきたんです。
担いでいる人たちは色々な意味で手をだしたりしますので、
手を切ったり、けがをすることがあってはいけないということでね。
4~5年前から区の中でGOサインを出したわけです。
次の年には新しいおみこしを担いでという予定でいたんですけれども、
このコロナ禍になっちゃって、
せっかくの新しいおみこしが担げなかったということで
去年は出せなかったんですけど、
ことしはね、2年目ですから、
みなさんに見ていただきたいということで、
今回こういう形でお披露目させていただきました。
おみこし自体が無病息災・疫病退散というものもありますのでね、
若い人たちがこれを担ぐことで元気を取り戻せる街になればいいな、
特に相生町の場合は区民より
周りの手伝いをしてくれる人がたくさんいらっしゃるので、
そういう人たちの健康も意味して、
来年は元気なおみこしになればいいなと思っています。」