「政所新二 木彫展 ~美は細部に宿る~」が
今月6日(日)から来月16日(金)まで
小諸高原美術館・白鳥映雪館で開かれています。
初日の6日(日)には、オープニングセレモニーが行われました。
6日のオープニングセレモニーには、
県と市の関係者や、作品の鑑賞に訪れた人など、
およそ40人が集まりました。
挨拶に立った小林教育長はー。
「こういう時代にこの企画展を市民の皆さんに見て頂けることは、
非常に意味があると思います。
1つは、政所さんという
素晴らしい作家が小諸にいらっしゃるということを知って頂きたいということ。
彫刻というのは、どういうものなのか、
また1つこだわって、表したいものを作った時に人はどんなふうに動くのか、
人の熱さ、向かっていきたい気持ちが伝わってくると思います。
芸術は、人を好奇心の塊にしたり、
心を休めたり、様々な働きを心にしてくれます。
心が委縮しているときですので、
ぜひ大勢の方に見て頂ければと思います。」
今回は、市内在住の彫刻家、
政所新二さんによる
2度目の企画展で、
およそ30点の木彫り作品や
作品の過程を撮影した写真を展示しています。
現在、政所さんは、建築工房「政所工務店」に在籍。
宮大工の立川流2代目、
立川和四郎富昌の建築彫刻に感銘を受け、
およそ30年前に独学で創作活動を開始しました。
これまで、全国各地で行われた木彫刻コンクールで
数々の賞を受賞。
信州を代表する木彫り作家のひとりです。
政所さんが生み出す作品は、
伝統的な造形表現の中に、
幾何学的な形態と緻密さが加わり、
現代的な造形美となっています。
「政所新二 木彫展 ~美は細部に宿る~」は、
来月16日(金)まで、
小諸高原美術館・白鳥映雪館で開かれています。