小諸図書館では

絵本専門士による「大人のおはなし会」が

6月25日(火)に行われました。

 

このおはなし会は、

図書館職員で絵本専門士の資格を持っている

井出明子さんが

大人向けに初めて企画したものです。

 

絵本専門士とは、

絵本の魅力を伝え、

幼少期からの読書活動の推進を促す役割を担った

絵本のスペシャリストを育てようと、

独立行政法人国立青少年教育振興機構が

認定を行っているものです。

 

イベントでは、絵本専門士が

絵本や絵本作家について集まった人たちと会話をしながら

読み聞かせを行います。

この日は、3冊の絵本を紹介しました。

訪れた人達は、絵本の世界に魅了された様子でした。

 

参加者

「日頃の生活に追われているとなかなかこういう世界に出会えない。

私も朗読を少しやっています。

どうしても自分の読む世界の中に入ってしまって、

その世界の中で悪戦苦闘している。

こういうお話を聞くということは自分の世界をまた一つ広げる方策かなと思う。

心遊んだかなと思います。」

 

 

井出さん

「きょうは、いせひでこさんの絵本を中心に読ませていただきました。

絵本専門士による大人のおはなし会という風にさせて頂いたので、

絵本専門士の講師であるいせひでこさんの絵本もぜひ紹介したいなと思いました。

なかなか手にされる機会も少ないんじゃないかと思ったので、

紹介させて頂きたかったんです。

いせひでこさんが、5月13日が誕生日で

ちょうど5月のおはなし会にぜひ、

紹介したいなと思い、選ばせていただきました。

絵本は、子供向けに書かれたものだと思うが、

私たちも読んでいて、十分心に染みる絵本が沢山ありますし、

大人も読んでもらうとより心に染み入ってくる。

読んでもらうと、より嬉しいという気持ちがわいてくると思って、

読んでもらうことの楽しさを感じてもらって、

子どもたちの読み聞かせにつながればと思って、

大人の方に、耳で聞くということを体験して頂ければと思い、

大人向けのおはなし会をさせて頂きました。

大人のためのおはなし会をさせて頂くことになりました。

次回は7月13日(火)です。

午前中のひととき、耳で聞く言葉を少し楽しんで頂きながら、

ほっと一息つく時間を絵本と共に過ごして頂けたらと思います。

ぜひお越しください。よろしくお願いいたします。」