小諸市の新型コロナワクチン接種。

先月12日のスタートから2週間が経ち、

先週27日に開かれた定例記者会見で

小諸市の接種の状況が明らかになりました。

 

小諸市の高齢者の新型コロナワクチン集団接種は、

先月12日から市民交流センターを会場にスタート。

旧町村単位を基本に地域をグループ分けし、

グループごとに曜日と時間を指定して実施しています。

 

郊外の人向けに、JRバス関東の協力で、送迎バスを運行。

職員の案内の下、指定の場所から

バスに乗って接種を受けに行くという方式を採用しています。

変更希望の場合は小諸市のコールセンターに連絡をして

接種日を変えることも可能です。

 

集団接種の対象者は1万4千184人で、

小諸市によりますと、

12日から30日までの11日間で接種を受けたのは、

3600人。

これまでに接種する予定だった人の接種率は97.3%と

高い接種率となっています。

 

定例記者会見で小泉市長は、

「もしもの時に備えて安心してもらえるよう、

こもろ医療センターに隣接する

市民交流センターに場所を設定し、

日時の指定や送迎を行う形での『小諸モデル』には、

県内の他の自治体からも問い合わせがある。」などと

話しました。

 

また、今後64歳以下の市民への接種については、

「関係機関と検討し『新たな小諸モデル』として

進めていきたい。」などと説明しました。

 

「高齢者はインターネットや電話、

苦労している足の確保ということで小諸モデル採用している。

現役世代は状況が違いますので、

そのみなさんにいかに寄り添う形で

その方々がストレスを感じず接種をしていただけるか、

集団免疫つくるためにこう接種率でコロナにかかりにくい、

重症化しにくい方式を模索し確定していきたい。

その部分でも小諸モデルといわれるような形になればと思っている。」

 

なお、市によると、現在今月までは

予約が埋まってきている状況で、

医師を十分に確保して予約枠の拡充を検討し、

接種率の向上を図っていきたいとしています。