小諸市議会6月定例会が

1日(火)に開会。

報告案件をはじめ、

条例改正案や

一般会計補正予算案など

11議案が提出されました。

6月定例会の会期は、

今月25日までの25日間です。

 

きょうの本会議では初めに

全国市議会議長会と北信越市議会議長会からの

表彰伝達式が行われました。

これは、10年に渡り市議会議員を務めている議員らに

贈られるものです。

 

表彰を受けたのは、在籍10年となる議員5人です。

受賞者を代表して中村憲次議員が謝辞を述べました。

 

続いて小泉市長が議会招集のあいさつに立ち、

市長任期2期目2年目を迎えての状況について、

このように述べました。

 

「2期目2年目のことしはこれまでに例のない大規模ワクチン接種を進めるなど

新型コロナとの戦いを続けているところであります。

一方で、アフターコロナを見据え、かねてより進めてきた

IT企業の招致やIT人材スクールの計画、企業版ふるさと納税を活用した

新事業など大きな動きとなって展開できるようになってきたこと、

更に、旧北国街道沿いや駅前周辺地域などへの特徴的な店舗の開店が相次ぎ、

新たなまちなかの活性化と賑わいの創出につながるものと信じています。

コロナ禍で人々の意識と社会的な仕組みが変化し

地方への移転が注目されるなど大きく時代が動き出してきている中、

小諸が持続可能なまちであり続けるために

しなやかにたくましく取り組んでいきます。」

 

6月定例会には、専決処分となる報告案件をはじめ、

条例改正案や一般会計補正予算案など11件が

提出されました。

 

そのうち、一般会計補正予算案では、

ひとり親をのぞく

低所得の子育て世帯の生活を支援するための

給付金事業として、1千987万7千円を計上。

 

小中学校で1人1台の情報端末を有効に活用するため、

学校へGIGAスクールサポーターを派遣する事業や、

不登校の児童生徒への学びを継続できる取り組みを

モデル事業として実施し検証する事業。

コミュニティ助成事業として地域の公民館の備品整備や

道路の防災整備事業などへも予算が増額されました。

いずれも国や県の交付金、起債など、

特定財源を活用しています。

 

これらを含め、今年度の一般会計補正予算案には、

歳入歳出で9千万円を追加。

総額で、186億9千400万円となる見込みです。

 

なお、専決処分などの報告案件5件と

来年度南城公園50メートルプール跡地に開園予定の

新保育園建築工事の請負については

即決の審議となり議会で承認・議決されました。

 

新保育園の建築工事の契約金額は、4億5870万円。

軽井沢町の西武建設株式会社長野営業所が請け負います。

 

これら6件を除く、

残りの5件については、委員会審議を経て、

今月25日の最終日に採決が諮られます。