市内の有志でつくる「コロナプロジェクト2021」のメンバーが

先月29日(月)に、市役所一階北口ロビーに

食料品を無料配布する「小諸きずなステーション」を

開設しました。

 

この日の午前11時半に開設となった

「小諸きずなステーション」には、

開設前から食料品を求めて並んでいた市民らが訪れました。

 

「小諸きずなステーション」は、

市内の有志でつくる「コロナプロジェクト2021」のメンバーが

コロナ禍で不安な日々を過ごす人たちが多い中、

必要な人たちに必要なものを届けたいと企画したもので、

去年12月末に続き2度目となります。

 

1人分として用意されたのは、コメ5キロの他、

しいたけやそば、レトルト食品や菓子、

それに、信州子ども食堂inこもろのスタッフが手作りした

ドーナツやおにぎりなど、

あわせておよそ10キロの食料です。

 

これらの食料品は、小諸市内を始め、

東信地方の食品メーカーやコメ農家など

16の団体と個人が

無償で提供したものです。

 

この日は小諸商業高校の

ボランティア部の生徒たちも参加し、

市民への受け渡しの手伝いを行いました。

 

前回、年末には、33人の利用があったという

「小諸きずなステーション」。

今回は朝9時から先着50人の配布券を配り、

配布開始後にもチラシを配るなどして呼びかけ、

用意した50人分の食料品を

配ることができたということです。

 

千野さん

「一つは食品ロスの問題とSDGSというのが叫ばれているけど

それと欲しい方というのが

どうしても食料が余っている子ども食堂やっていて

寄付をしていただいた元の方に聞くと

全部廃棄しているよと言う方が結構多いのがわかったんですよね。

でもそれはもったいない、じゃあ欲しい方がかたや居る、

その間をつないであげることが絶対必要だし、

世の中の流れがそうなっているんですよね。

とにかくものを大切にしたいなという気持ちですね。

(今回協賛も増えたようですね。)

手ごたえはかなりありますね。

企業の意識も変わってきていてだから無駄にしたくない、

欲しい方がいるというのは企業側も渡したりしているけれど

それ以外にも呼びかけがあれば渡しますよ

と言ってくれたので反応が良くてわたしも非常に嬉しいなと思っていました。

ぜひ若い人たちもこういう意識を持ってもらいたいということで、

今回小諸商業のボランティア部なんですけどね、

その人たちも興味を持ってもらいたいし

そういう社会活動にどんどん参画してもらって

将来担い手になってもらいたいなというのでそれもありがたいなと思っています。

一番肝心なのは告知ですよね。

どうやってきょうこの時間にやるというのが

市民のみなさん全員のところに行きわたっていないのが残念だなと思うけど、

それが一番の課題ですね。

商品の提供はどんどん来るんだけど、今度は渡し先。

これは毎日どこかの場所、社協や厚生課で

渡してくれればいいのかなと思っているんですけどね。

12月にはこの活動は最低一回はやりたいなと思っています。

10年計画なんだけどもっと規模を人数を拡大して

スタッフの数を拡大すれば500人も夢じゃないかなと思っていますけど、

それを目指して頑張ろうと思っています。」

 

「コロナプロジェクト2021」では、

必要な人に届くよう、

今後も活動の輪を広げていきたいとしています。