御代田町でこども食堂を運営する

「NPO法人まちの縁側なから」が、

フードパントリーと学用品リユースの事業を

市内南町の「喫茶みちくさ」で始めました。

 

御代田町で、ひとり親家庭や貧困家庭の支援などを目的に

こども食堂を運営する「NPO法人まちの縁側なから」。

去年12月には御代田町で

フードパントリー・学用品リユースの事業を

始めました。

新型コロナウイルスによる

失業などの影響を受けている家庭が少なくないことを受け、

休眠預金を活用した助成金を利用し、

食糧や学用品などの寄付を募るなどして行っているものです。

この度、小諸市に住む人に気軽に立ち寄ってもらいたいと、

市内南町の「喫茶みちくさ」に

フードパントリーと学用品・制服リユースの

出張所を開設しました。

出張所は

毎週木曜日の午後3時30分から午後6時まで開いていて、

小諸・佐久地域に住むすべての人が利用可能。

缶詰やレトルト、お菓子などの食品、

ランドセルや制服、文房具、辞書などの学用品を、

希望する人に無料で引き渡します。

出張所にない物でも、

希望する品をリクエストすれば、

御代田町の事務所にある在庫で対応し、

翌週に小諸の出張所で受け渡すことも可能です。

さらに、「ミニこども食堂」と題して、おにぎりなど軽食も提供。

着られなくなった子ども服を集め、

必要とする子どもたちに届ける活動を市内で行っている

「イルイバンクコモロ」も、

同じスペースで子ども服を提供しています。

 

高野さん

「私たちは小諸市で同じ子育てをしているお母さんたちから、

着れなくなった子ども服を回収して、

前はコモロッジさんの衣類交換会という形をやっていたんですが、

今は問い合わせがあったら必要な方に届けたり、

着ないですよっていう衣類を回収したりしています。

今なかなか他の人と会えない時期に開催になっているんですけど、

いろんな人が気軽に来て、小諸市で

みんなで子育ての応援をしていけたらいいなと思っています。」

 

小林重太郎さん

「小諸の人にとって御代田というのはアウェーですし、

場所も分かりづらいです。やはり、喫茶店という、

しかも小諸市内のまちに近いところで、

喫茶店という入りやすい雰囲気のところで

気楽に寄ってよって意味でここを、

御代田の方の出張所というよりは、

ここが独立したフードパントリーの場になったと思って

もらっていいと思いますが、ここに新たに、

学用品、フードのリユースを立ち上げさせていただきました。

基本的にここは子ども服の方と、学用品、

それからフードと、ミニこども食堂で簡単なおにぎり等も

準備する用意もできていますし、喫茶店で場で一緒ですから、

やっぱりいろんな人が集まって、

いろんなニーズを持った方が気楽に集まって、

ただ物を持ち帰るだけではなくて、

いろんな相談をしたり、っていう形の場に

できればいいなと思っています。」

 

「NPO法人まちの縁側なから」では、

今後も継続的な支援を行えるよう

広報活動などに力を入れていきたいということです。

 

小林重太郎さん

「小諸市の南町の喫茶みちくさで、

学用品リユースとフードパントリーを立ち上げました。

周知がまだまだなんですが、ここは喫茶店ですし、

まちに比較的近いですし、駐車場もあります。

本当に学用品が必要な方、食糧が必要な方、

また、子ども服も一緒にやっております。

そういう必要な方が気楽にぜひのぞいてみてください。

ご利用いただければとてもありがたいです。

また、お友達とかいろんな方にご紹介いただければ

ありがたいなと思っておりますので、

よろしくお願いいたします。」