小諸市出身の日本画家で、日本美術院「特待」の

牧野伸英さんの個展が、

先月30日から今月3日まで5日間の日程で、

相生町にあるさくら寿司2階を会場に開かれています。

 

会場には、牧野伸英さんが花や風景などを題材にして

描いてきた日本画作品など

20点が展示されました。

 

牧野さんは、小諸市相生町出身の53歳。

野沢北高校から多摩美術大学に進み、大学院修了。

日本美術院春の院展で19回。秋の院展で18回、

入選を果たしてきました。

現在、日本美術院「特待」です。

これまで横浜で活動してきましたが、

去年ふるさと小諸に戻り、制作活動を続けています。

 

小諸での個展は去年5月に続き2回目。

今回は日本画だけでなく

上田市と須坂市の美術館で学び制作した

銅版画も展示されました。

 

牧野さん

「私はずっと日本画を描いておりますけれど、

今回はもちろん日本画も展示しておりますけれど、

掛け軸ですとか、それから銅版画ですね、

そういった自分の幅を広げるような作品を展示しております。

それから去年相生会館で展覧会をさせていただいたときは

割とお花の作品ですとか大きな風景の作品が多かったんですけれど、

今回はここ1年の間にスケッチした

小諸の景色なんかも作品として展示しています。

つまり去年の展覧会とは一味違った私を見ていただければと思います。

よくおっしゃられるんですけれど、

私は絵が苦手だからとかあんまり興味がないとかおっしゃる方が多いですが、

そういう方にこそぜひおいでいただいて

好き嫌いはともかく

一度は日本画というものを見ていただきたいなと思います。

ぜひお越しください。」

 

新作のみ展示された牧野さんの個展は

あす3日(火)まで相生町のさくら寿司2階で開催。

牧野さんは来年以降も

小諸で個展を開いていきたいとしています。