小諸市では空き家問題解消に力を入れています。
その一環として12日(土)、市民交流センターで
「空き家バンク登録会」が行われました。
この日は空き家を売りたい人、
管理に困っている人を対象に
登録会が開かれ、
事前予約をした市民が訪れました。
「空き家バンク」とは空き家などの有効活用や
定住促進を図るための制度で、
空き家などの売却又は賃貸を希望する物件を持っている人が、
市にその情報を登録。
市はその登録情報を購入希望者などに提供し、
担当する不動産事業者あるいは所有者本人へつなぎ、
交渉をしてもらうものです。
市では、この制度を移住者住居の受け皿として紹介。
去年の物件の成約率は52%と県内トップクラスを誇っています。
相談会では、市内に空き家を持つ市民が
長年住んでいない持ち家についての相談や、
売却に関する手続きなどを質問。
それに対して職員が丁寧に答えていました。
空き家バンク登録物件は随時募集中で、
売却意向の市内物件を持っている人は
小諸市役所商工観光課に相談して下さい。
羽金さん
「空き家問題の解消するべく
空き家のお悩みを持っている方、
空き家を売却したいけど、
どうしたらいいのかわからない方という方の
ご相談会でないしは空き家バンクに登録して
売却を勧めるお手伝いをする
そういったきっかけの会です。
みなさん今までお悩みを抱えていたり、
売却したいけどどうしようと気持ちを持っているけれど
ちょっと一歩足が踏み出せない方、
そういった方がこういった会として
募集告知をみてようやく足を踏み出せた
という話が聞けましたね。
空き家問題すごく全国的に
問題になっていると思いますけれども、
やっぱりみなさんのお住まいの地域でも空き家があって
お隣に空き家がある方って
すごく不安な思いがあったりすると思うんですね。
そういった方に新しい空気が新しい方が
お住まいになって活用してくれるきっかけになればいいな
と思って活動しています。」