小山敬三美術館友の会主催の美術講演会が
6日(日)、小諸高原美術館・白鳥映雪館で開かれました。
小山敬三美術館友の会では、
毎年この時期に行っている「人物写生会展」にあわせて
「美術講演会」を開いています。
人物写生会が開かれなかったことし、
展覧会もありませんでしたが、
友の会会員を中心に講演会のみ開催。
会場となった小諸高原美術館・白鳥映雪館には、
友の会の会員を中心におよそ30人が集まりました。
講師を務めたのは、
長野市にある長野県信濃美術館・東山魁夷館で
学芸課長を務める田中正史さんです。
「小山敬三と信州の美術界との関わり」をテーマに、
まずは当時の日本の洋画界の流れとともに
画伯が世界に名をはせるまでの経歴を紹介。
その後、戦時中信州に疎開していた芸術家との関わりや
信州美術展などを立ち上げた画伯の功績が語られました。
参加者たちは、小山敬三の作品や功績に思いを馳せながら
講師の話に聞き入っているようでした。