今週からシリーズでお送りしている、

市内の高校生の部活動を応援する企画。

きょうは、森キャスターに

小諸商業高校商業計算部をご紹介してもらいます。

 

はい、お伝えします。

小諸商業高校商業計算部では、

11月の新人戦に向けて活動しています。

目標としていた夏の大会が中止となった中、

生徒たちはどのような思いで練習に向き合っているのか。

その思いを取材しました。

 

小諸商業高校商業計算部は

11年連続で全国高等学校珠算・電卓競技大会

出場を決めている伝統のある部活。

部員数は1年生から3年生までの6人です。

部活動は毎週月曜日から土曜日の週6日間。

普段は電卓を使用した普通計算を6分間行った後、

終価計算などの文章問題が組み込まれた

応用問題に取り組みます。

更に応用問題に対して解法研究を行い

間違えた問題を再度考えるなど

独自の解き方を考案しています。

 

「美しさ、真理、貢献」を理念に活動を続けている

商業計算部。

部員同士で代々受け継がれている伝統の解き方や

使いやすい鉛筆の太さなどを教え合いながら活動しています。

ことしは例年目標としている夏の珠算・電卓競技大会が

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて中止に。

 

部長

「運動部とかの大会がニュースを通して

どんどんなくなってくのが見えていたので

私たちも例外じゃないと思い、

聞かされた時はとてもショックだったんですけど、

7月に検定に向けて頑張れたので良かったと思います。」

 

新型コロナウイルスの影響で

4月から6月まで部活動ができなくなり、

自宅でそれぞれ練習する日々が続きました。

 

その中でも個人個人が電卓計算の

段位取得など明確な目標を持ち、

コロナ禍の中で努力を続けてきました。

 

副部長

「自粛前はみんなで当たり前のように

教え合ったりとかしていたので、

自粛期間になって自宅学習をするようになってから

みんなでなかなか会えなかったりとか教え合えなかったりしたので

モチベーションも下がってやる気も出なくて

久しぶりに会えた時はみんな楽しそうな顔だったし、

やる気もどんどん上がっていって

これからまたどんどん良い成績が

出るんじゃないかなって思います。」

 

小諸商業高校商業計算部1、2年生は

11月に行われる新人戦北信越予選に向けて

練習を重ねていくということです。

 

部長

「7月の検定では自分の納得するような段が取れなかったので

今度は冬に向けて自分が納得できるように

毎日これからも頑張っていきたいと思います。」

 

副部長

「みんなはまだまだチャンスがあったりするので

いっぱい勉強して少しでも良い成績を取ってもらって

12年連続全国大会という結果を受け継いで

全国大会で活躍してもらいたいと思っています。」