架空請求の詐欺を未然に防いだとして、

小諸郵便局に小諸警察署から感謝状が贈られました。

今月2日(水)、小諸警察署の布施谷昌署長らが

小諸郵便局に訪れ、

原直局長に感謝状を手渡しました。

 

今回の詐欺事案は

7月31日、小諸郵便局に来店した

市内在住の80歳代の男性が、

「海外の宝くじが当選した。

2億4200万円の当選金を受け取る手数料として

5000円を為替か現金で海外に送りたい。」

と窓口に申し出たことから発覚したものです。

不審に感じた窓口職員が詐欺を疑い、

警察署に通報して被害を未然に防ぎました。

 

局長

「特殊詐欺は私どもも局をあげて

取り組んでいるものの1つです。

防犯協会の会員にもなっています。

毎年、かもめーると年賀状で

防止を図っているということもあり、

具体的にこういう形で特殊詐欺を

防止出来たというのは嬉しいです。

日頃は窓口にお客様が来たらすぐに手続きするのではなく、

内容とか色んな部分を聞き、

不審に思ったらお客様にお尋ねする形で

ちょっと危ないなという場合は上司に報告。

上司が警察署へ通報という日頃の訓練がつながったと思います。」

 

ことしに入ってから、

小諸警察署管内で確認された特殊詐欺は2件。

被害総額は323万3千円です。

今回のように未然に防いだケースを含め、

詐欺事案は後を絶たないといいます。

詐欺を未然に防いだ小諸郵便局は、

今後も従業員全体で、

特殊詐欺の被害防止に向けて訓練を重ね、

水際対策を徹底していきたいとしています。

 

局長

「今後も今まで通り、やっていきたいと思います。

当局にそういうような実際のケースがあったということで、

それを横展開して、市内の窓口がある局など

グループで会社として全体で

特殊詐欺防止を図っていきたいと思っています。」