新型コロナウィルス感染症拡大を最小限に食い止め、

地域全体で取り組みを強化するための、

「新型コロナウィルス対策小諸市総合連絡会議」が、

9日(木)に市役所で開かれました。

 

この会議は、新型コロナウィルスの新たな感染者が増加し、

感染源が特定できない状況の中で、

感染拡大を最小限に食い止めるための情報共有と対策について、

関係機関が意見交換を行う場として

立ち上げられたものです。

市長を会長に、商工会議所やこもろ観光局などの他、

小諸北佐久医師会

それにこもろ医療センターなど、

9団体、19人がメンバーです。

初回となったきのうは、市役所の関係部署の職員も出席。

「非常事態宣言」への対応や、

小諸市内に感染者が確認された場合の

対応について話し合われました。

 

市長

「先日出された緊急事態宣言に基づいて、

小諸市の方も特措法に基づいて

対策本部会議を持ったんですけど、

それにともなっていざ小諸市で感染者がでた場合に

それぞれの機関がお互いにどのように動くべきなのか、

事前に確認しておくべきこと、

また情報共有をしようというところで

今日の会議を持った次第であります。

それぞれの分野でやるべきことの確認と、

そういう中でお互いが知らないこともありますので、

情報共有をする中で

「あ、そういうことで動いて下さるんだ」とかということが

情報共有できたってことが一番大きいかなと思います。

いざこの近隣が、小諸市内もそうなんですけれど

感染者が出た場合とか隣のまちや市で

10人規模で感染者が出た場合に

やはり医療センターも

医療従事者を守っていかなければなりませんし、

病院の隣に市役所もあるという中で

それなりの対応をしなければいけない。

例えば発熱の症状がある方は

いきなり病院に入ってくることがないように、

事前に場所を作って、検温した上で振り分けて、

じゃ一般の外来患者、

また疑いが強いということであれば別のルート、

そういう方については、

例えば駐車場も分けたほうがいいんじゃないかとか。

感染するリスクというのは非常に高まりますので

例えば今の状況であればエレベーターを共有、

市役所利用者、病院利用者それぞれが共用していますので

そういうのを分けて感染防止を最大限やっていこうというような

確認もされていましたので、

そうならないのが一番良いですけれど、

もう少しここら辺のリスクが高まってきたときに

お互いに事前に確認をしあって

準備をしようということができました。

まずはコロナウィルスの感染が疑われる方は

いきなり医療機関を受診しないで

まずは佐久保健所の方に電話をしていただいて、

相談をしていただくことがたいへん重要。

首都圏の方からだいぶ人が流れて来ていることもあります。

ご家族の例えば東京の方に

進学しているお子さんが帰ってきたとか、

自分家出身の方が疎開みたいな形で来た場合には

2週間程度は不要不急の外出は避けていただいて、

様子をみていただく。

今その症状がなくてもそういうことを徹底していただきたいですし、

健康な小諸市民の方であっても

日用品の買い物等以外は不要不急の外出は

出来る限り避けていただく

特に夜の外出は避けて頂きたいと思います。

自分だけはかからないだろうという

安易な気持ちってのが

逆に感染を拡大してしまう可能性がありますので

自分は移らないじゃなくて

自分もその一人になる可能性が十分にあるという中で

手洗いうがい等しっかりやれることを

徹底していただくってことが

一日も早い終息に繋がると思います。」