今年度から新たに

市内の小中学校に赴任した校長・教頭の歓迎会が、

2日(木)に開かれました。

 

教職員の歓迎会は、新年度の開始に合わせて、

小諸市教育委員会の主催で毎年行われています。

今年度から、新たに、

市内の小中学校に赴任した校長は

坂の上小学校と美南ガ丘小学校の2人。

教頭は野岸小学校・水明小学校・千曲小学校、東小学校、

そして芦原中学校の合わせて5人です。

あいさつに立った、小林教育長は校長、教頭の

あるべき姿についてこう話しました。

 

「校長が右に行こうとすると

地域からは必ず左の方がいいよとか職員の中にも

左の方が良いという人が多少はいるもんなんです。

で、左に行こうとすると右のほうがいいよと思っている人や

なんであんな方行くんだと思っている人もいるわけです。

それを両方に気にかけていると

校長はフラフラしてしまいます。

フラフラするのが一番職員にとっては困るわけです。

どうついていったらいいのか

何を目標に自分は動いたらいいのか。

来た先生方は様々な考えがありますが

校長先生の考えに従って、

あるいは教頭先生が動く方向に向かって

一緒にやろうって気持ちがありますから

そのリーダーがフラフラしていては

組織として弱くなってしまう。」

小林教育長はこのように話し、

しっかりとした決断のできる

校長・教頭になってほしいと呼び掛けました。

また、坂の上小学校の佐藤春夫校長と

美南ガ丘小学校の塚田直道校長は

今後の意気込みを述べました。

 

佐藤春夫校長

「小学校には色んな専門性を持っている職員がいます。

国語だとか算数、数学だとか社会とか。

でも坂の上小学校の教員共通の専門性を持とうということで

職員が私にかけていただいた笑顔を

ことし一年の坂の上小学校の職員の共通の専門性として

笑顔で一年過ごそうという話をさせていただきました。」

塚田直道校長

「一番緊張したのは3月の上旬に

内示をいただいたんですが、

小諸市立美南ガ丘小学校ですと言われた瞬間に

母校に行くんだなということで、

自分を育ててくれた小学校に赴任することができました。

非常に嬉しい思いを持ちながら、

半分は地域の目が厳しいだろうな、

小学校の頃の悪ガキ振りをばらされたら

困るなという思いを持ちつつ、

地域の皆さんの声を聞き、保護者の声を聞き、

先生方の声を聞き、教育長先生のお話にもありました

ブレずに子どもたちと先生方と

楽しい学校を作って参りたいと

昨日ここでお話させていただきました。」

 

この日の歓迎会で集まった教職員らは、

小諸での教員生活に向け、

気持ちを新たにしているようでした。