精神障害者の家族でつくる「小諸市はこべ会」の総会が、
先月31日(金)に
野岸の丘総合福祉センターで開かれました。
「小諸市はこべ会」は、精神障害などの
心の病にかかった家族を持つ市民らでつくる団体です。
月に一度、悩みを話しあう定例会を開いたり、
精神病についての理解を深める研修を
行ったりしています。
そのほか、
はこべ会を多くの人に知ってもらうための活動などにも
取り組んでいます。
この日の総会には、
はこべ会の会員や、市の担当者など
およそ20人が出席しました。
昨年度、はこべ会は毎月の定例会をはじめ、
病気のことや対応の仕方について学ぼうと、
自主講演会などを行いました。
はこべ会では、今年度もこれまでの活動を継続させ、
会員同士で支え合える会であり続けたいとしています。
柴田知子 会長
「私たち家族は、どうやったらいい対応ができるかとか、
色々な悩みをみんなで話し合って、
少しでも当事者さんが生活しやすいように、
それを目的に家族会の活動をしています。
地域の方に常日頃お世話になっていると思いますが、
精神の病気というのは、誰でもなりうる病気ですので、
病気の理解をいただいて、
そして温かく見守っていただきたいっていうことと、
時々は寄り添って話を聞いてあげていただけたら
ありがたいと思っております。」