小諸図書館は、

新型のさすまたを使用した防犯訓練を

先月30日(木)に行いました。

この訓練は、

女性の職員が大半を占める小諸図書館が、

防犯対策のために去年購入した

新型さすまたの使用方法や、

護身術などの防犯対策を学ぶために行われたものです。

図書館職員や市民、およそ20人が参加しました。

新型さすまた「セキュリティセイバー」の考案者で

元長野県警察の原明徳さんが講師を務め

職員らにさすまたの使用方法や、

護身術を指導しました。

原さんが、自身の警察官時代の危険な経験から開発した

新型のさすまた。

長さおよそ2メートル、重さ2.2キロで、

相手の体に押し付けると、

U字型の先端部分が

相手の体を囲んで身動きできない状態にします。

女性でも簡単に、

不審人物を取り押さえることが出来ます。

原さんは、参加者に

「事件があっても警察が来るまでに時間がかかるので、

自分たちで身の安全を守らなければならない」と

強く訴え、

全員が、さすまたの扱いや護身術を実践しました。

 

市民

「ぜひね、これはね、職場の人にもこういうことがあったということで、」

「皆さんにも知らせたいと思っています。」

 

小諸図書館は、

今後も定期的に防犯訓練を行い、

万が一の事態に備えたいとしています。